2月14,15日の週末にかけて友人夫妻とスキーに行ってきた。
もう一ヶ月も前のことになるんだ・・・。ずいぶんブログもさぼってしまいました。
行き先は長野の戸隠、いつもの宿。
前回北海道に行ったときはおーちゃんは動物病院行きでとて~も不憫だったので
今回は犬連れで行きたいということになり、定宿のロッジに犬連れでお邪魔することになった。
今まで戸隠には、夏、秋、春に訪れたけど、冬に行くのは初めて。
雪深いというとおり、暖冬の雪不足な中でもしっかり雪は残っていた。
でも、2月というのに、13日は春一番が吹いてとても暖かかくなり
夜からは雨。雪になってくれ~という皆の願いは聞き入れてもらえず未明まで
かなり激しくザーザー降っていた(涙)
次の日のゲレンデは春スキーのおもむきだったけど、それなりに標高があるので
それほど重い雪ではなく、ザラメまではいかなくて助かった(足が)。
しかも晴天に恵まれて、山頂からは戸隠や黒姫のすばらしい眺め。
さて、Qたろにとっては2回目のスキー場。
本当は3回目だけど、1回目(2シーズン前)のキロロはまだ11ヶ月で託児に
預けたため、雪遊びはしていない。(ハイハイの頃で歩けないから雪遊びができなかった)
昨シーズンはスキーに行く機会がなかったので、
実質1月のニセコが初めてのスキー場デビュー。そして今回の戸隠である。
プラスチックおもちゃのスキー板をはいてみたけど、これはあまり楽しくなかった模様・・
でもスキーかボードがないとリフトに乗せてくれないのよね。
下までおりて、今回は主に麓にあるキッズパークで遊ぶことにした。
このスキー場にも託児はあるが、ニセコで預けた時は帰ってからも不安定な状態が
続いてしまい(見かけによらず繊細?)、預けるのはやめておくことにした。
ニセコみたいに寒いと部屋の中にいる時間もないと厳しいけど、ここでは
暖かくそんな心配もない。うららかな日差しの中たくさん雪遊びができた。
ベルトコンベアのようなリフト(動く歩道?)に乗って上に行き。
ソリで滑り降りてくる。(動画です)
慎重派で恐がりなQたろにしては上出来である。
一人で滑るのも好き。お父さんと一緒に滑るのも好き。
すっかりソリにははまってしまった様子だ。
ここのファミリー広場は子供たちがスキーやソリで遊べるところで
リフト券を持っていれば入場は無料。ソリも無料で貸してくれる。
交代で子供の相手をして、片方がスキーをしたのだが
私が相手をしているときは、お父さんとのソリ遊びで満足したのか
ほとんどおもちゃの家でおままごと状態。
窓から顔を出して「いらっしゃいませ~」と言い、お店やさんかと思えば
「おにぎりくださ~い」とこちらに向かって発注が来る。
雪のボールを渡してやると「もぐもぐ、おいしいね!」
「お母さんにも、はいどーじょ!」「ケーキでーす食べてくださーい」と雪の固まりを渡してくれる。
しばらくお店屋さんごっこが続く。
お天気が良く、暖かく、子供の雪遊びにはとても良い日より。
でもただ立っているのは足が冷える。
ねぇねぇーソリで遊ぼうよぉ~。
子供は冷えないらしい。。
ひとしきり遊んだ後、誘ってようやくソリ置き場へ行き、
いざ!ベルトコンベアーのような動く歩道に乗ろうとしたら
「歩いていく」と、坂を上りはじめた。
あら・・・ベルトコンベアー体験したかったのに。
上まで歩いて登り、一緒にソリで滑り降りた。
楽しかったねー。しかしこれ一回きりで帰る時間がきてしまった。
そういえば。ファミリー広場でのできごと:
子供の広場の一角に遊具が置いてあるところがあり、
お友達同士とおぼしき4歳くらいの女の子二人が
幼児用の滑り台を占領して遊んでいた。
少し離れた木陰にいるお母さん達はおしゃべりに夢中らしく、ときどき
「○○ちゃ~ん、そこは小さいお友達の遊ぶところでしょ~」
と離れたところから声はかけても子供の所に来るでもなく、
子供達は居座ったままだった。滑り台を滑るのではなく
入り口のスペースを家に見立てておままごと、のようなかんじ。
そうやって遊ぶもんじゃないだろ。小さな子が近づいてももちろん無視している。
滑り台をすべりたくて、近づいたQたろが
遊具に手を掛けると、下はカリカリの雪、遊具が少し動いた。
女の子の一人が「動かさないでよ!」と胸をどつくかんじで押し出した。
Qたろは、びっくりして、何でそんなことされたのか理解できず、呆然として立っていた。
「おやおや、それはいけないよねぇ」と声はかけたものの
自分たちのものと言わんばかりに女子二人は居座っている。
チラと見ると親はやっぱりおしゃべりに夢中である。
まぁ、たいしたことでもなかったし、いざこざするのも面倒だし
ちょうど隣の白雪姫のお家が開いたので「お家に入ってみる~?」と誘って
そこから離れさせた。
新しいことがあればすっかりさっきのことは忘れ、機嫌良く遊んでいる。
彼は見た目は優しげだけど、決して気が弱いわけではない。どつき返さなくてえらかった。
親達は自分の子供がどんなにいじわるなことをしているか
わかっているのだろうか。小さな子供が遊びたそうに近づいても、離れたところから
「小さいお友達の遊ぶところよ~」と言うだけ。それは何度か背中で聞いた。
それをいけないことだと教えてもらえない子供達も気の毒だ。
本当はよそのおばちゃんである私がしかるべきなのかもしれない。
でもねぇついつい面倒で避けてしまう。
見ず知らずでも公共マナーの悪い子がいたらしかるべきか。悩ましい。
たぶん親も注意しないようなことを、よその人が言っても聞かないだろう。
そういう親はきっと自分の子供が注意されると「ほら怒られたでしょう」とか
言うんだろうな。やれやれ。
しかし、親はいったい何のためにここにいるのか・・・
しばらくすると、飽きたのかようやくその女子二人がいなくなり滑り台があいた。
何回か滑っては雪に寝ころんで遊んでいた。
こんなに小さいんだけどね(笑)