O次郎の最近の記事

ぶんしゅう

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一年生の学年文集を昨日持って帰ってきた。
自分の似顔絵と自己紹介の作文。

Qちゃんの絵は、電車や駅の構内とか
宇宙戦艦ヤマトなんかを描かせると
とんでもなく緻密だったりするんだけど、
普段描きなれない人間を描くと
とたんに幼児のような絵になって
その落差がおもしろい。

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たぶん二学期に書いた作文を本にしたもので
このときはまだ元気だったんだよね。
発作が起きてからというもの
「おーちゃんと一生一緒にいたい」って
何度も言ってたもんね。
家族の一員として心配していたんだね。

天国に旅立って一週間。
階段を見上げるといつものように
伏せして見下ろしているような気がする。
靴をはく時についお散歩袋に
手が行きそうになる。
コンビニから出るとき
いつもつないでいた電柱を見てしまう。

「でもときどき忘れて
ましたよねお母さん」(byおじろ)

そ、そうでした。
買い物終わってコンビニ出て
しばらく歩いてから
「お母さんおーちゃんは?」とQちゃんに
言われて「はっ!」
急いで電柱まで引き返す、という
おーちゃん置き去り事件は
一度ではありません。
ごめんよおじろ~~
でもワンとか言ってよ~~

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小さい時からちゃんと伏せして待てました。
やる気まんまんな伏せだけど。
えらいえらい。

さよならおーちゃん

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しばらくぶりの更新が
悲しいお知らせになってしまって
ごめんなさい。

O次郎が亡くなりました。

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3月5日のことです。
20日の15歳のお誕生日まであと2週間でした。

亡くなって一日経ちましたがまだ
ぜんぜん実感が湧きません。

足元でいつものように眠っているように見えるのに
呼んでももう応えてくれないのが悲しいです。

1999年5月の、2ヶ月の時に
私のところにやってきました。

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明るくて好奇心旺盛で
一秒たりともじっとしていなくて
写真を撮るといつもブレてました。
いつもビチビチしているもんだから
捕れたての黒マグロと呼ばれていました。
デジタル時代で本当に良かった。

マンションの窓の外は多摩川方向で、
神奈川側の花火が正面に見えたのが
懐かしいです。

花火の地響きのような音にも
雷の轟音にも反応しないくせに
隣のビルの屋上で花火に歓声をあげる
人の声にはキャンキャン吠えていた
変なパピーでした。

O次郎という名前は「おばけのQ太郎」の
弟の名前を付けました。そう「バケラッタ!」
しか言わないOちゃんです。

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夢の中で、今度家に来るという
仔犬のシルエットに、一本毛が生えて
いたのが理由です。
犬を飼うなら「おーじろう」だな、と。

Oちゃんとはその夢から2週間後に
出会いました。「波平さん」にしなくて
つくづく良かったなと思います。

毎日職場に出勤して、仕事の間は
足元で寝て待ち、終わったら
帰宅する24時間一緒の生活も
6年経った2005年、
すっかりリズムができたところへ
私が結婚したことで困惑し
(夫のことは、この人最近毎日いるね状態)
2006年にQちゃんが生まれたことで
彼の人生(犬)はまさに一変しました。

びーびー泣くばかりでお母さんを
取り上げてしまったQちゃんのことは
混乱の極みだったと思います。

どんなに悔しくても
絶対に手出ししない優しい性格でした。
たとえ上をハイハイされようと
口に手を突っ込まれようと
耳を引っ張って馬乗りになられようと。

でもね。
新しい生活は混乱や嫉妬ばかりでは
ありません。なにせ、ものが降ってくる
降ってくる。

床に落とした食べ物に
突進しようものなら背負投の刑だった
私の一人暮らし時代の厳格なしつけは
どこへやら。

赤ん坊の落とした離乳食やバナナから
始まって、どんだけ食べたことでしょう。

拾って食べるななんて言えません。
降らせるヤツがいますから。
そして素早くダッシュしてパクっ!
ピラニアと呼んでました。
黒くてでかいけど。

というわけで、
Qちゃんが成長するにつれ
ピラニアが許されることへの
感謝もあり、良い関係を
築いていけたのです。

敵が一年生になった今でも
落としたリンゴやパンのバトルが
繰り広げられていました。

あくまでおじろにとっての
マスターは私でしたが、
私が尊敬する人(夫)
大切にする人(Qたろ)
とも良い距離感を持って
良い群れのバランスを
保っていたと思います。

たくさん思い出の写真を載せました。
クリックして拡大して見てやってください。

O次郎に会ったことがある人も、ない人も
私の話やこのブログを通じて
見守ってくださり
ありがとうございました。

おじろ母
-------------
3月5日(水)の夕方のこと。
3時過ぎぐらいから、久しぶりの痙攣発作が出た。
ここ1ヶ月くらい、薬を飲みながら安定した
体調を維持していたから安心していたのに。

だからまさに、「うわ、出た!」という
かんじだった。

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年が明けてから痙攣が起こっても
12月のような激しく精神的な興奮を
伴うものではなく、発作の後も1日か
悪くても数日すれば体調は戻った。

安静にしていれば少しづつ元気が
回復してくるのだ。

さらにここ何週間かは
ほぼ発病前の元気まで戻っていた。

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お散歩でリードを持つと、嬉しくて
クルッと一回転!
なんて華麗に(ややずっこけつつ)
やれるくらい、発作のことを忘れる
くらい力がみなぎっていた。

だからまた同じかんじで収まるかな?
と特に深刻に考えずに介抱していた。


なでていたらやがておとなしくなったので、
スカスカ寝ているとその時は思った。

でも良く思い出してみればそんなことは
一度もなかった。

収まった後に、おかしかった自分を
「今、おかしかったですよねお母さん?」
という不安そうな目で必ず
見上げたじゃないか。

もしかしたらこの時点で意識は
もうろうとしていたのかもしれない。

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寝ていたベッドにもらしてしまったので
洗う準備をする。

意識の有る時は、もらしたりすることは
まずない。一日留守番でも我慢できるし
ちゃんと外に歩いて行って自力でトイレはできる。

一時後ろ足が立たなかったときは
抱っこで階段昇り降りが数日続いたけど
それは別として。
高齢犬なのにこれだけは本当に偉い。

でも痙攣の時だけは別だ。
すべてコントロールを失うらしい。

早く洗って乾かしてまたふかふかにして
寝られるようにしてあげなくちゃ。


背もたれとクッションとカバーをそれぞれ
バラバラに2回に分けて洗濯した。

ぐったりして目だけ動かすおじろに
「汚したら洗えばいいんだから大丈夫だよ」
と話しかけながら。


その時はもう使わなくなるなんて思いもしなかった。


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その後4時頃Qちゃんが学校から帰って来て
発作が起きたことを話すと
おじろをしばらくなでなでした後
宿題をしている間にまた発作が起きた。
さっきより激しかった。

今度は本気で心配になってきた。
二人で名前を呼びながら
なでて、さすり続けた。

やがて痙攣がおさまってほっとする。

静かに上下している胸に手をあてる。


だんだん静かに心臓の鼓動が小さくなり
私の手をやがて押し上げなくなった。


え?うそ。
どうした心臓!

だめー!!
まだ行かないで。
もう一度目を覚まして。
おーちゃん、おーっちゃん!
お願い!


何度呼んでも、反応がない。

おじろは安らかな眼差しで目を少し開けて
静かに横たわっている。

これは、死?
何で?まだこんなに温かいよ。
何で?想定外ですけど。

二人で、動かない犬を抱いて、泣いた。

ほんの少し前まで、あんなに
元気にしていたのに、
あっけなく逝ってしまった。


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12月の予約の朝発作が起こりキャンセルした
トリミングも、ストレスが
影響するからと禁止されていたのが
ようやく月曜日にしてもらえたのだった。


朝診察をした先生もびっくりするぐらい元気で
しぶしぶシャンプーも承諾してくれた。


首に海賊のバンダナしてもらって
「かわいいのしてもらったね」
って迎えに行った帰りに
頑張ったことを褒めてあげた。


おじろは触るとふかふかで、ツヤツヤで、
いい匂いがした。

いつもの表情で
ニコニコしながらしっぽをふって
家に帰れることを喜んでいた。
綺麗にしてあげられて良かった。
爪切りも、パッドの毛刈りも、耳掃除も。

抜け毛が半端なかったそうで1000円余分に
手間賃取られたけど。
すみませんブラッシングしてませんでした(汗)

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病院からの帰りも、車の助手席の足元に
ヒョイと自分で乗り込む力もあった。


もう、ずいぶん前に荷台のバリケンには
飛び乗れなくなっていたけど。あの日は
行きも帰りも自分から助手席にヒョイと
飛び乗り、そしてレザーシートにアゴを
乗っけて鼻みずの跡をつけてた。


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車に乗る前に少しお散歩しているとき
(これが私の最後のお散歩と
後で知ることになる)
薄く細い月が暮れなずむ西の夜空に浮か
んでいるのを見つけた。
「にっこりマークの口みたいな月
だから『にこ月』という名前を
つけたよお母さん」
とQちゃんは言った。


本当に、月がどちらかに傾くでもなく
下ににっこりの細いお皿のような形になっていた。
調べたら新月から二日目だった。
「にこ」は月齢にも合っている。


シャンプーから帰ったその夜、私は熱を出した。
次の朝、悪寒と関節の痛みから、
これは薬がないと翌日の学校の面談は
さすがに無理かも・・と
一晩寝れば治ると思っている頑丈な私だけど
さすがに火曜日の朝医者に行った。


すると「インフルエンザA型ですね」
へ?薬でももらって~とのんきに行った
つもりがインフルエンザとは。


初めてかも。タミフル初めて飲むもん。
「今週いっぱい外出禁止ね」
ですよね・・・面談どころではない。
がーん・・・


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帰って来て薬を飲み、ソファに横たわると
おじろがやってきて足元にストンと丸くなった。
すかさず足をくっつけて足を温めてもらい、
寒気と痛みに耐えつつまどろむ幸せな時間。


夜は8度9分まで上がった。
ゴジラになった気持ち。
吐く息熱い。ゴーーゴーーウガオー

家事育児一切を夫に任せ、寝た。
ずーっと痛い。寒いと熱いは交互にやってくる。


夜中に目が覚めて、
リビングに水を飲みに上がった時に
リビングのベッドで寝ていたおじろが
寝室に一緒に下りてきた。


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布団の脇でじーっと私を見つめて、
「おいで」と手を伸ばすとぺろぺろなめた。
今まであまりしたことのない仕草だった。


そしてドサリと布団の脇に添い寝してくれる。
寒いこの時期、くっついていると
本当にあったかい。
でも今は熱があるからおじろに私は
暑苦しかったかもしれない。


この、ぺろぺろとドサリが夜中に2回あった。
2回目はていねいに隅々までなめてたな。
うつらうつらしながらくすぐったかった。
今思うと、O次郎なりの予感が
あったのか、お母さんだけにしてくれた
さよならだったのかもしれない。


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朝、夫が登校するQちゃんを見送りがてら
緑道までお散歩に連れていってくれて、
帰って2階まで自力で上がった。

フードを食べて薬と水を飲んで、
いつものようにベッドで寝ている。

その後夫は学校へ。一年生最後の
学習発表会に私の代わりに参加してくれた。
午後の面談は来週の人と替わってもらった。
直前のお願いなのに快く替わってくださった
方がいる。ありがたい。


そんな穏やかでいつもの午後と同じ、
柔らかな時間が過ぎていると、私は思っていた。

でもおじろのなかでは違っていた。
違う針が動いていた。

Qちゃんが帰ってくるのを待っていたかのように、
さして苦しまず、潔く、息を引き取った。


君たち兄弟みたいに
過ごしてきたよね。

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おもちゃの奪い合いに

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勝ったり。

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ベッドの取り合いに、負けたり。

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突然だった。
でも突然じゃなかった。
今まで本当に良く頑張ってくれてたんだ。


歩けないくらい体調が悪かったのに
最後のともし火を全部この数週間に使って
くれたんだね。

一人ぼっちのときでなくて良かった。


予定どおりだったら誰も夕方まで
いなかったかもしれないのだ。


さよならを言わせてくれて、ありがとう。

最後まで自分で歩いて、食べて、ぐふーと鼻息で
ため息ついて、鼻ぢからでドアを開けて部屋を
出入りして(閉めたことはない)。

胸に大きな腫瘍ができた身体で
しんどかっただろうに痩せることもなく
運動不足でも体重21キロでスレンダーで
ナイスなウエストとオシリをキープし、
やや馬ヅラなアゴのっけも可愛かった。
今年はお前の年でもあったのにうまじろ。

姿勢良くじーっとテレビの前にお座りして
「ごはんは?」と穴が空くほど
見つめることも最後までやってくれたよね。


いつものおーちゃんのままで、
家族にたくさんの幸せを、ありがとう。

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お母さんのところに来てくれて、ありがとう。

安らかに。
さよならおーちゃん。

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(享年 14 歳 11 ヶ月)

-----------
追伸

もうこんなふうに
膝にアゴのッけしてくれないんだね。

気は優しくて力持ちなおーちゃん。
小さい犬に吠えられると腰が引けちゃう
大きいおーちゃん。

さびしいよ。

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大好きだよ。

副作用

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てんかんのお薬を飲み始めると、確かに発作は
起きなくなった。でも薬が強いのか
足腰まで立たなくなってしまった!

去年のめまいのときと同様に、生まれたての子鹿のように
4つ足が開脚して立ち上がれない。

情緒も不安定になるらしい・・・
夜泣き(赤ん坊のようだけど)も結構あり
常に興奮状態になっているようなかんじで
いつもは静かなおじろがふんふんクンクン
やがてわんわん吠え出す。

動物病院に状態を相談すると、薬は半分にしましょうと獣医さん。

麻酔のような作用が働いて、脳の信号異常が起きなくなるのと
同様に、脳から足腰への視神経の伝達まで支障が出てしまうのだろうか。

半分にしても、かなり負担は大きいと思うし
これ以上立ち上がることができない生活が続けば
歩けなくなってしまうかもしれない。

で、発作が起きるのは可哀想だけど、歩けないよりマシだと思って
薬は止めてしまった。

それから1周間たつ。
だんだんと力が戻ってきた。
立ち上がれるようにもなってお散歩もゆっくりなら
行けるまでに回復した。

以後発作も幸い出ていない。これもありがたいことだ。
このまま落ち着きますように。

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おじろその後

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水曜日の発作の後、木曜日にも夕方一度引きつけを起こした。
日中留守にしていたので、見ていない間に昼間も起こしていたのかもしれない。
顔に白いヨダレの後があったしその可能性は高い。

金曜日の朝、仕事をしていると足元でくんくん言う。
おかしいなと思ったら、痙攣が始まった。
時間を計ると約1分激しく足をバタバタさせて
その後30秒ほど放心状態。
今回は歯を食いしばったため舌を噛み
ヨダレが血だらけになりちょっと慌てた。
正気に戻ると、ひんひん鳴きながら部屋中を徘徊する。
20分以上は続いただろうか。かなり興奮状態だった。
狂ったのかと思った(^^;

一日一回のペースだと頻繁なほうに入るらしい。
それが半日に一回のサイクルになってきたのでかかりつけの獣医に
電話で相談すると、薬で発作を押さえましょうということになり
処方してもらった。フェノバール(Phenobal) というてんかんの錠剤を1日2回2錠。

血中に浸透するまで2~3日かかるらしく、また発作は起きるかもしれないと
言われたけど服用し始めてまだ発作は起きていない。
てんかんの症状は押さえられているようだ。
でもその副作用なのか、急に後ろ腰が弱くなってしまい
自由に立ち上がることができない。
去年の「めまい」の時と類似している。
これが薬のせいだとしたら不憫だけど、また戻るんだろうか。
眠くなるというのも副作用の一つらしい。

眠い~~~ぐーぐー

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台風26号とおじろ

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今日は、大型の台風26号が関東地方に接近する予報だったため
学校はあらかじめ休校という判断だった。

未明からものすごい暴風雨。
休校で良かったね。周囲の電車も動いていない。

朝6時頃、ガレージの入口もやや冠水ぎみに水が中に入り込んでいるなぁと
思いつつ、おーじろうのトイレをさせてやろうとガレージのドアを開けると
突風と雨が吹き込んでくる。おーじろうも「かんべんしてください」と
言わんばかりに、ガレージに引っ込んでしまった。

幸い暴風波浪警報は昼ごろ解除された。

子供が家にいるので前から予定していたことはキャンセルし
ちょうど急ぎの仕事が入ったので家で仕事をしていた。

宿題が終わった息子にビデオを観ることを許可して
さてコーヒーでもいれようと台所に立ったら背後で怪しい音が。
「カチカチ、カッカッカ」
おーじろうが後ろ足で耳を掻いた時に空振りして、家具に当たった時の音だよね。

と思いながら振り向くと、様子はぜんぜん違っていた。
全身をヒクヒクさせながら痙攣を起こしていて、足がたまたまテーブルに
ぶつかっていたから音が聞こえたのだ。カチカチ。

ひえーどうしちゃったの!?!!!

痙攣なんて初めてのことになすすべのない私。

引きつけている犬は、のどを苦しそうにゼイゼイ喘いでいる。
息が止まっちゃうかも!「おーちゃんどうしたの?しっかり!」
舌がのどを塞がないように「グー」の手を突っ込む。
げーげー言いながら、息はかろうじてつないでいる。
息子も私の異様な声に大好きなビデオもそっちのけで飛んできて、
心配そうに見守っている。

これで噛まれて手がスプラッターになったら
子供がびっくりして泣いちゃうよな。
でも犬が死んでしまうよりも、きっといいよね。

と、プチパニックになりながらも冷静なもう一人の自分がつぶやいている。

午後で、かかりつけの動物病院も休み時間であと2時間しないと
診療時間にならないため、とりあえず電話して診てもらえるか聞いてみる。
その間に、床に横たわったままヒクついてヨダレが床に流れる状態。うえーん。
14年一緒に暮らしてきてこんなの初めてだったから本当にびっくりした。

すぐに連れてきてくださいと受け入れてもらい
(ありがとう獣医さん)いろいろ検査してくれたけど、循環器は問題ないし
心臓も変な音はしていない。後考えられるのは脳の病気で、てんかんとか
そういうことかもしれないそう。いずれにしても原因は分からないながら
様子をみることになり家に連れて帰ってきた。

獣医さんのところでもやや暴れて、吠えまくり、ぐるぐる歩いて
落ち着きのない別人(犬)のようなおーじろうだったけど
今はいつもの、優しい、穏やかなおーじろうに戻って寝ている。
ほっ。

何があってもおかしくない年齢とはわかっていてもやっぱびっくりしたなー
何より、22キロのビチビチマグロを抱えて階段を降りるのが大変。
いやぁ重かった。子供より体重ある。

普段の水曜日なら、朝から外出して午後は学校で子供と待ち合わせをし、
お稽古に行って夕方帰宅する日だった。
台風のおかげで、家にいたことが幸いした。
ほんと、休校で良かった。
神様ありがとう。

残暑

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立秋を過ぎて、朝晩の風はやや涼しくなったような気がするけど
日中はまだまだ暑い日が続いている。

都心でも連日33度ぐらいまで気温が上がり
子供でなくてもプールに飛び込みたくなる。

毛皮を着ている犬はさぞつらかろう。

散歩から帰ってくると「かっかっかっかっ」と
その熱い吐息の音を聞いているだけでも・・・・・・暑い。

犬もさすがにこの時期はあまり近寄ってこない。
リビングのあちらに行っては、ドサっ。と横になる。
床が温まってしまうのだろう、
しばらくするとまたよっこらしょと立ち上がり
床の冷たいところへ移動しては、ドサっ。
おじろの「ドサまわり」と呼んでいる。

でもやっぱり最後にはテーブルの足元に来て
何となく私の足の上に顎を乗せてみたり
背中をくっつけてみたりして寝ている。かわいいやつ。

お父さんの新しいデジカメでその表情を撮ってみた。
まだまだ若々しいのぅ。

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牛乳パックの工作試作品

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子供の縁日で使う牛乳パックで作るびっくり箱を試作してみた。

写真を撮ろうと思って床に座ると、音を聞きつけてやってきたO次郎。

なになに?とフンフンくんくんしていたので、鼻で開けちゃって
びっくり箱が開いてびっくり!な映像を撮れるかなと思ったけど
そうはうまく行かず。

そのうち飽きて伏せてしまったところの映像。
びっくり箱(びっくりしない犬付き)

軽井沢にて

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1月の最後の週末に軽井沢にスキーに行ってきた。

初軽井沢スキー。や、軽井沢プリンスホテル宿泊も初かも。
軽井沢プリンスにはコテージがあって、犬も泊まれるエリアが
あることを発見。試してみることにしたのだ。

土曜日の朝出発。
東京から新幹線なら1時間もかからない。
駅からもすぐ。車なら2時間半てところだろうか。
戸隠の半分ぐらいの距離感だ。
事故渋滞にはまってしまったものの、10時半頃到着した。

お友達も前の日から来ていたので、お昼と夕食を
一緒にできて子供達は楽しかったようだ。

食事の後ホテル入り口の氷の彫刻の前で。

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コテージのキャビンは結構広く、温かくて快適だった。
ベッドルームが1つとリビングにもベッドがあり
大人4人で泊まれるようになっている。

コテージの隣にはドッグランがあり、
ドッグケアハウスにはスタッフが常駐していて
スキーをしている間、ホテル棟に食事に行く際などは無料で犬を預けられる。
預かっている間にシャンプー(これは有料)もしてもらったりして至れり尽くせりだ。

お風呂に入れてもらってすっかりきれいになって、
青いバンダナまでしてもらったO次郎。

ドッグランで久しぶりに雪の中を走りまわってごきげん。

軽井沢は寒いけどあまり雪は降らない。
人工降雪機で人工雪を斜面につけている。
スキー場としてはちょっと・・という評判だけど
ちょうど寒くて雪が降った後だったため、
新雪でなかなか良いコンディションだった。

ただ、アクセスの良さもあって結構混むのと、初心者が多いため
ちょっとコワイ思いをすることがある。子供のほうが
うまくスピードを制御して衝突を回避していた場面もあった。

軽井沢に行くなら、平日にのんびり出かけて
温泉、お買い物(行かなかったけど広大なショッピングモールがある)
ときどきスキーというかんじの使い方がいいのかもしれない。

わたし的には軽井沢プリンスの評価は急上昇。
犬を大切にしてくれるところなんかもすごく好感が持てる。

コテージにはウッドデッキもあったから夏はお外でビールも良さそう。
また違う季節に行ってみたい。

おじろのお散歩

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お散歩のときにQちゃんがOちゃんのリードを持つ。
こんな姿もサマになってきた。

これは10月30日の日曜日に葛西臨海公園へお父さんと行った時の写真。

PA300192.JPG

ちなみにおじろは子供がリードを持つと引っ張りません。
でもいつ何時(たとえば音にびっくりするとか)走り出すかわからない。
その時は「犬のリードは離せ」と言ってあります。

12歳の誕生日

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3月20日(日)
O次郎は12歳になった。

人間でいうと◯◯歳ってよく使われるたとえで言えば、
大型犬の12歳ってたぶん80過ぎのおじいちゃんなのだと思うが
どう見ても動きは中学生。

うれしくなるとしっぽふりふりビチビチと興奮するところは
いまだに「捕れたてマグロ」のよう。
小さい頃からちっとも変わっていない。

白髪も増えたし、目も白く濁ってきて、ああ年取ったなぁと思うけど
とにかく元気なのは嬉しい。

去年患った皮膚のデキモノも、今のところ再発していない。
でも前足の炎症があり、お散歩は長く歩かない、なるべく走らせないように
体重が増えないようにと獣医さんからは注意されている。

体重は良好だ。22キロをキープしている。
一般的に男の子のラブラドールだと平均28~30キロぐらいだろうか、
かなりスレンダー。だからまた若く見られるのかもしれない。

でも興奮するととたんびちびちはそろそろ控えようね。
目が合えば「20年ぶりですねぇぇぇぇ~!!!!」の勢いで
突進しようとする。20年生きてないってば。
足、痛くなるし。

ま、この陽気な性格は仕方ないとしても
様子を見ながらなるべく身体に負担のかからない生活を
心がけるしかない。

ところで我が家のリビングの床、ムク材でとても柔らかくて
おじろの爪でバリバリになってしまった。

これで被害を被るのはQちゃん。
裸足でぺたぺた歩くとささくれた床でトゲが刺さる。

大工さんから表面を削ってもらったものの、やはり思い切って
張替えが必要だ。もっと堅い床材にすべくいよいよ春休みに
張替えることになっていたのだが、そんなところにこの地震。
材料の入手も大工さんの予定も立たなくなってしまった。
もっと必要な工事があるのだから仕方ない。

工事が延期になったといっても、子供の足や手にトゲが刺さるのはやはり問題。
先週もやはりトゲが刺さって抜くのに大変な思いをしたばかり。
(わたしが老眼だからってのもあるけど)

対策としてコルクマットを購入してみた。
簡単にぺたぺたとつなぎあわせていくだけですごーく簡単。
感触も暖かくなかなかよい感じ。
しかも安上がり(6畳分108枚で8000円ぐらい)。

あーはなからこうしておけばよかったわ。

おーちゃんまったりして!と言うと、やおらどさりと伏せして見上げる。

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こういう動きは年寄りくさい(笑)

堅い床材になると滑るから犬の足にはよくなさそうだし
コルクのマットでしばらくしのぐのは良さそうだ。

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