タスマニア二日目はいよいよ旅のハイライト。
ワンコに会いに行って来ました~!
ローンセストンから車で 30 分ほどの
Midland Highway 沿いの自然豊かな場所で
犬達はのびのびと育てられていた。
こちらが今度我が家に来るチューイ。
(おうじろの次は、コタロウ、フクタロウと
いろいろ考えたけどやはりスターウオーズに
出てくるチューバッカとそっくり!なので当初の
予定どおり愛称のチューイと呼ぶことになりそう)
子供の抱き方は握りしめ過ぎたり
落っことしそうだったり不安定なのに、
とっても大人しくて長い時間でも
じっと我慢して抱っこされていた。
ビチビチの捕れたてマグロのようだった
おーちゃんでは考えられない従順さ!
ドゥードルという犬達は全体的に
フレンドリーな子が多い。
もちろん部外者の私たちをみつけて
吠えながらぐるぐる走り回る犬もいたけど
それだって「ワタシと遊ばずにここを
歩いてもらっちゃ困る」と言わんばかりなかんじ。
とにかく人が大好きなのだ。
もちろんそれは性格的に良い犬を繁殖犬として
注意深くセレクトしている結果であり当然とも
言えるのだろうが、さらに、育てている人たちの
献身的な世話によるところがとても大きいと感じた。
何しろ、生まれるとすぐに、なでて、抱っこして、
キスして、大人しくしていると
優しく耳元でいい子だねと語りかけてやる。
耳、パッド、お腹、マズル、クチの中など
犬が敏感に反応する部分も含めからだを
すみずみまで触ってやり、触られることは
幸せなことなんだと教えてくれるのだ。
だから耳掃除や爪切り、歯磨きを
嫌がらない犬になる。
これを毎日、飼い主の元に出発するまで
愛情たっぷりにすべてのパピーに
注いでくれている。
毎日のように誕生するパピー達すべてに
その愛情と手間と暇をかけるというのは
並大抵のことではない。
ここの出身犬が良い犬だと言われる
理由がよくわかる。
犬を愛してやまない本当に素敵なファミリーだ。
遊んでくれそうな人がいればすかさず
集まるパピー達。小さなしっぽが
千切れんばかりに嬉しそうだった。
犬について説明を受けている間も
自由に歩き回るコが次々と挨拶にやってくる。
足元にいるのは「チャチャ」。
息子をいたく気に入った
ようでずーっとついて回っていた。
この犬舎のオーナーの奥様リズ(左)と
お嬢さんのリサ(手前)。
犬舎の案内はリサがしてくれた。
こちらは昨日生まれたばかりで
生後1日にも満たないパピー。
お父さんはチューイと同じ Tiger だそうだ。
Tiger はとてもおとなしい
落ち着いたお父さんだった。
一緒にいる犬達が来客だ来客だ!
と大騒ぎしているのを横目に、
毅然と立っていて小さいからだながらも威厳の
ようなものを感じた。
(ただぼんやりしていただけかもしれないけど)
顔が影になっちゃっているけど手前の
茶色いのが Tiger、2匹向こうのクリーム色で
はしゃいで宙に浮いている
ちっちゃいのがお母さんの Buttons。
母さん、うれしすぎてフェンスの下の土を掘った
隙間からすきあらば出ようと試みていると
「Buttons!」とリサに叱られて鼻を引っ込める姿が
愛嬌があって可愛らしかった。
私の子供をよろしくね。と言ってくれているような
歓迎ぶりだった。
リサが抱っこしているのは一緒に生まれた女の子。
何とこの妹パピー、日本にもうすぐ旅立つ
のだそうだ。もしかしたら兄妹で日本で
再会できるかもしれない。
そしたらまた遊ぼうね。
Tiger 父さんと Buttons 母さんの
静と動の2匹の性格がブレンドされて
チューイとその兄妹達は優しくて
愛嬌のある子に育ちそうだ。
(つづく)