3月15日(金)
卒園式が無事に終了した。
お天気に恵まれた朝、幼稚園へ。
つんつるてんぎみなジャケットが成長を物語っている。
袖丈と着丈を3センチほど伸ばしたけどやはり短い。
ちなみに入園式のときはこのくらい。
この3年間の成長の記録。
身長は 98 → 118cm
体重 14.4 → 20.0kg
乳歯 20 本だったのが 13 本になり、抜けたところに生えた大人の歯と
6才臼歯4本で永久歯は 11 本になった。
カダラも大きくなったけど、3歳から6歳のココロの成長も大きい。
大好きだった幼稚園ともお別れ。
3年じゃ足りない!もう一度年少に戻ってあと3年遊びたい!
と本人は熱望しているけど、もう年少に戻れないこともわかっているし
そして何より一年生になるのもまた楽しみにしているのだ。
三学期最後になって、息子には一つどうしてもやりとげたいことがあった。
それは泥団子づくり。
泥団子づくりは年中のときに子供たちの間で流行っていたのだが
インドアで遊ぶ派だったため、見向きもしなかった。
ところが、年長の最後の最後で、ピカピカの泥団子を作りたい!と
萌えてきたらしい。
何度も挑戦してはなかなか丸い綺麗な形が
できなくて悔しい思いをしていたのが、やっと綺麗な丸になった!
と思ったら先生に追いかけられて(先生をはやし立てたせいなので子供が悪い)
転んで割れてしまった。(泣いたようだ)
次にもう一度綺麗な丸になった!
と思ったらテーブルの上においたまま席を離れて戻ってきてみると
泥団子は転がって割れてしまった。
(これも思い出してはその日一日泣いていたらしい)
そして最後の週に、出来上がった泥団子。
大切にビニール袋に入れて外靴の靴箱の隅っこに入っていた。
大事にしすぎて持って帰るのを忘れていた(おいおい^^;)
のを卒園式の朝見つけた。15、000円の値札も画用紙で作ったのが
貼ってあった。高級泥団子である。
ピカピカに磨かれた泥団子。
先生とはひそかに「泥団子プロジェクト」と呼んで一喜一憂しながら
出来上がることを祈っていた。先生は、出来上がった団子を
持ったままドッジボールをする子供たちの間をふら~っと通ったりするのを
ハラハラしながら見守ってくださっていたとのこと。
「すっごく綺麗にできたね!まんまるだね。ピカピカだね!」と言うとニコニコ笑って
出来上がった満足感が誇らしげだった。子供なりに達成感を味わうことで
また次も頑張ろうという土台ができていくのだなと思う。こういう些細に思えるような
積み重ねの中からたくさんのことを学んだ3年間だった。
忍耐強く保育にあたってくださった先生方に本当に感謝だ。
卒園記念の紅白まんじゅうとお団子。
ありがとう先生。ありがとう幼稚園。
(しかしなぜ土がこんなに丸くピカピカになるのか謎)