2013年3月アーカイブ

卒園式

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3月15日(金)

卒園式が無事に終了した。

お天気に恵まれた朝、幼稚園へ。
つんつるてんぎみなジャケットが成長を物語っている。
袖丈と着丈を3センチほど伸ばしたけどやはり短い。

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ちなみに入園式のときはこのくらい。

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この3年間の成長の記録。

身長は 98 → 118cm
体重 14.4 → 20.0kg

乳歯 20 本だったのが 13 本になり、抜けたところに生えた大人の歯と
6才臼歯4本で永久歯は 11 本になった。

カダラも大きくなったけど、3歳から6歳のココロの成長も大きい。

大好きだった幼稚園ともお別れ。
3年じゃ足りない!もう一度年少に戻ってあと3年遊びたい!
と本人は熱望しているけど、もう年少に戻れないこともわかっているし
そして何より一年生になるのもまた楽しみにしているのだ。

三学期最後になって、息子には一つどうしてもやりとげたいことがあった。
それは泥団子づくり。
泥団子づくりは年中のときに子供たちの間で流行っていたのだが
インドアで遊ぶ派だったため、見向きもしなかった。

ところが、年長の最後の最後で、ピカピカの泥団子を作りたい!と
萌えてきたらしい。

何度も挑戦してはなかなか丸い綺麗な形が
できなくて悔しい思いをしていたのが、やっと綺麗な丸になった!
と思ったら先生に追いかけられて(先生をはやし立てたせいなので子供が悪い)
転んで割れてしまった。(泣いたようだ)

次にもう一度綺麗な丸になった!
と思ったらテーブルの上においたまま席を離れて戻ってきてみると
泥団子は転がって割れてしまった。
(これも思い出してはその日一日泣いていたらしい)

そして最後の週に、出来上がった泥団子。
大切にビニール袋に入れて外靴の靴箱の隅っこに入っていた。
大事にしすぎて持って帰るのを忘れていた(おいおい^^;)
のを卒園式の朝見つけた。15、000円の値札も画用紙で作ったのが
貼ってあった。高級泥団子である。

ピカピカに磨かれた泥団子。
先生とはひそかに「泥団子プロジェクト」と呼んで一喜一憂しながら
出来上がることを祈っていた。先生は、出来上がった団子を
持ったままドッジボールをする子供たちの間をふら~っと通ったりするのを
ハラハラしながら見守ってくださっていたとのこと。

「すっごく綺麗にできたね!まんまるだね。ピカピカだね!」と言うとニコニコ笑って
出来上がった満足感が誇らしげだった。子供なりに達成感を味わうことで
また次も頑張ろうという土台ができていくのだなと思う。こういう些細に思えるような
積み重ねの中からたくさんのことを学んだ3年間だった。
忍耐強く保育にあたってくださった先生方に本当に感謝だ。

卒園記念の紅白まんじゅうとお団子。

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ありがとう先生。ありがとう幼稚園。

(しかしなぜ土がこんなに丸くピカピカになるのか謎)

おじろの体調その後。

やはり先生の見立てどおり、三半規管が何らかの原因で均衡を失い
めまいを起こしていた状態だったのが、1ヶ月ほどで平均感覚を
取り戻し、散歩の時に壁にぶつかりそうになるような
ジグザグ歩行はなくなった。

その後、階段の昇り降りは明らかにためらうようになった。
首輪を支えてやらないと転落しそうだし
一人で登って来ることもあれば、登れなくて
1階の踊り場で「フンフンフーン」と鳴いていることも多い。
後ろ足が踏ん張れなくなってきたことや
視力が弱くなってきて遠近感がよくわからないのではないかと思われる。

耳も遠くなっているなぁと実感する。
帰宅して2階にのリビングに上がってきて
丸くなって寝たままのおじろに「おーちゃん」と声をかけると、
ようやく目を開けるなんて時がある。

ついこの間までは、りんごを切る「サクっ」という音がすると
すっ飛んできて足元に背筋を伸ばしてお座りしていたのに
今はりんごを切り終わって、一切お皿に入れた時の「カラン」という
音がしても、ずーっと寝ている。そして水を飲みにやってきて
自分のお皿にデザート発見!嬉々として食べるなんてこともしばしば。

見た目は非常に若々しいんだけどやはりおじいちゃんなんだよねぇ。

喜ばしいのはこの冬も一緒に戸隠のお宿にお泊まりに行くことができたこと。
初めて小さいおーちゃんも一緒に。

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お天気にも恵まれて、とがっきーくん(戸隠のゆるきゃら)の雪像と。

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宿は畳にコタツという昔ながらのお部屋。犬はコタツで丸くなる。

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卒園間近

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書き込みをしばらくサボっているうちにもう卒園の週を迎えてしまった。

この3年間、毎日の送り迎えに保護者会活動にと、頑張ったなぁ・・・
感慨深い。

子供と手をつないで、毎日のようにしりとりしたりしながら歩いた
駅までの道と幼稚園までの道。うちの近所に遊歩道があり
桜並木が駅の方に続いている。

土がある場所は面白い。
冬の寒い朝霜柱を見つけてざくざく踏んだり、
春になって桜がほころぶ様子を毎日みあげたり、
びっくりするような夕焼けの鮮やかのオレンジ色の空を眺めたり
(周りの建物が少し引っ込んでいるから空が広い)。
秋には綺麗な落ち葉を拾って先生に届けたりもした。

子供がいなければたぶん、霜柱も、桜の蕾がほころぶピンクの色の変化も、
夕焼けのオレンジも、地面に落ちた小さい秋も、日常生活の
当たり前のこととして見過ごしていたことだろう。
普通に日常生活を送れることのありがたさを、子供の視線で思い出させてくれるのが
子供を育てることなのかもなぁと思う。

一緒に歩いていて、手が離れると一生懸命私の手を探すあの小さな手。
4月から小学生になれば、ひとりで電車に乗って学校まで行くことになる。
もう少しで手は離れていき、一人で歩いていくときまで
いっぱい話をしよう。

渋谷駅は今週の土曜日から地下になる。
毎日このカウントダウンを見ながら登園して、日付から1を引いて
幼稚園生活が終わる日を数えていた。

昨日の朝久しぶりにマスコットキャラクターと一緒に
写真を撮った様子。

「お母さん、幼稚園卒園まであとヨンニチだね」

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