2012年11月アーカイブ

子供が生まれた時、お祝いに授乳用のビーズクッションと
おーじろそっくり?のラブラドールっぽい犬のビーズクッションも
いただいた。

最近息子はそのぬいぐるみを「小さいおーちゃん」と言って
とても可愛がっている。寝るときは寝室に連れていき
他のぬいぐるみと一緒に寝かしつけ
朝は連れて一緒に起きてくる。といった可愛がりぶりである。

ある日お散歩に出かける時に、「自転車に乗せてあげたから写真撮って~」
小さいおーちゃんと大きいおーちゃんのツーショットです。

IMG_0376.JPG

その元祖おーちゃん。先週あたりから急に足腰に震えがくるようになり
今週はもう階段の登り降りができなくなってしまった。

こんなに急に悪くなるものだろうか?とただただびっくり。
本人もびっくりしているに違いない。元気なのに後ろ足が踏ん張れない。
ちょうど生まれたての子馬(小鹿?)が四足で突っ張っているのと同じようなかんじ。
ずるっと滑ってしまう。立ち上がるのも大変そう。

これはいよいよ介護グッズを買わなくてはいけないか・・
まずはマットを購入してフローリングに敷き、日常の負担を軽減してみるが
怖がっているのは階段。夫がいなければ私には抱えて登り降りだってできない。
21キロもあるんだもん。息子18キロだけど、もう抱っこして歩いたりするのは無理。
ひ弱なかーさんでごめんよ。

でも、あまりに急なので念のため獣医さんに診察してもらった。
すると「これは病気の可能性が高い」ということ。
言われてよく見ると、目の動きがおかしい。脳前庭異常というのだそうだ。
犬からすると、めまいがしてうまく動きをコントロールできないのらしい。

思い当たるのは、2日前あたりから散歩しているときにジグザグに歩いて
足にぶつかってくることがあること。後ろ足が踏ん張れないからだろうと
思っていたけど、そうじゃなくて三半規管がうまく機能しなくて
ジグザグ歩行していたのかもしれない。

三半規管の異常であれば三週間くらいで治る可能性があるとか。
悪くなるようなら脳の問題が考えられるのでMRI撮りましょうって。犬もできるのね・・

後ろ足の踏ん張りがきかないことはまた機能としての別の障害かもしれないから
これも前庭異常の原因を突き止めてからだそうだ。
なので三週間、耐えようね。不便な生活。
つける薬もないらしいから。

もう13歳。次の3月で14歳。
大型犬では長生きなほうだし何が起きてもおかしくない年齢。
獣医さんから戻ってきて息子が一言
「おーちゃん14歳まで生きられるかなぁ」
込み上がる涙をこらえつつ
私「そうだねぇ。14歳まで生きられたらもう小学校入学も見てもらえるね。」
息子「そうだね!頑張ってもらおう!」

と嬉しそうだった。
息子は4月から小学生。
まだ死については良くわかっていないのが幸いかもしれない。

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