Qちゃん、4月5日(火)に5歳の誕生日を迎えた。
まだ幼稚園がはじまる前のことでもあり
折しも放射能汚染の恐怖から、東京から西に避難するお友達が続出していて
お誕生日会どころか、外出もままならないような異様な状況だった。
我が家はというと、用事があって神戸に出向いて、京都の実家に一泊
したものの、そのまま帰ってきてずっと東京にいた。
春休み短期水泳教室もあったし。
お誕生日当日は、5日間の水泳教室最終日で、
教室が終わった後のこと、当日の夜にせめてケーキくらいは、と思いつつ
なにせ私がケーキを食べないため、めったに買わない我が家。
徒歩30秒のところに洋菓子店(これがまあまあおいしい)があるにも
関わらず、だ。
まぁ帰りにそこでショートケーキ2切れ買えばいいや(1つは本人、1つは父さん)
などとつぶやいていたところ、
「せめてケーキくらいは丸いのにしてあげなよっ!!」
と友人達が猛然とススメる(子供が不憫すぎると攻める)ので
水泳教室の帰りに東横のれん街に立ち寄った。
近所のケーキ屋が火曜日定休だったことを思い出したから。
友人によれば、親子3人でこのサイズなら一回食べきりサイズという
オススメのTAKAGIのショートケーキ。
当日だとプレートに名前は入れてもらえないが、自分で描ける
チョコレートのチューブをつけてくれた。
ハッピーバースデー♪をうたって、4分の一切れお皿に取り分けたが
半分残して「明日食べる」あら。
誰に似たのか、甘いものをそれほど食べたがらない子供に育ってしまったような。。
父さんも一切れ(6分の一)食べたが、大半が残ってしまった。
その後次の日、その次の日のおやつに出して
ケーキ一台を4日かけてようやく平らげた我が家であった。
これならやはり、できたてしっとりの一切れを毎日いただくほう
ありがたいような気がするが、やはり誕生日と言えばケーキ一台というのが
重要なのだろうな。
よし。来年は近所のおいしいパン屋さんのケーキに名入れでお願いしてみよう。
ちなみに口の下が赤くなっているのは、日曜日にお父さんと公園に行って
ブランコに腹ばいでぶら下がって顔から落ちたときのものである。
生傷の絶えない一年になりそうだ。