朝、7:30頃になると「お母さん~!!」と階下から声が聞こえてくる。
Qたろが目覚めたしるし。
ちょうど朝御飯の支度とかしていて手が離せずにいると
だんだん声が大きくなる。
「おがーざんてばぁぁぁぁ~!!」
部屋から出てきて戸を開けて階段まで来て叫んでいるからだ。
そこまで出てくるなら上に上がって来いよ・・・と思いつつ
こんなに「お母さん」がモテるのは今だけだからと
自分に言い聞かせて、忙しい手を止めて迎えに降りていく。
布団から出るまでにも時間がかかる。
最近のお気に入りは「コタツごっこ」
布団を「コタツ」に見立てて遊ぶのだ。
みかんを食べたりココアを飲んだり。
ああ、忙しいのに・・・
そうこうして、ようやく洗面所へ。
それだって四つん這いになって背中に小亀のように乗っけて行くのだ。
そうすると嬉々としてよじ登ってくる。
幼児をいかにその気にさせて次の行動に移らせるか。
毎日の課題だ。叱ったり怒ったりしても、効果はあまり望めない。
それなら楽しくやったほうがマシだもんね。
さて、顔を洗う時に水をためて、最後に流すときに
右回りに水が流れて行くことに気がついたQたろ。
「なんで右回りなの?」
「北半球だから」と私。
「なんで北半球だと右なの?」
「うーん、それはお父さんに聞こう」と投げる私。
「南半球だと左回りに水が流れていくんだよ」と言うと
しばらくじーっと考えている。
ああ、なんて朝から高尚な話題なんだろう、4歳児相手に。
なんて思いながら背中におんぶしてリビングに上がってくると
「ねぇねぇ、みなみはんきゅうってどこの電車?」
「へっ?」
どうやら関西に走っている阪急線の親戚みたいな電車だと
思ったらしい。はんきゅう違いだよ・・・
やはりぜんぜん高尚じゃない4歳児との朝の会話だった。
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