9月23日の祝日に近所のホールに劇を観に行った。
最初に観に行ったのはピノキオ。まだ2歳の時のことだ。
それ以降何度も観に行っている劇団のぬいぐるみ劇。
冒頭のテーマソングとともに走る銀河鉄道というのが
Qたろ的に「つかみはおっけー」だったと思われる。
さて、今回の演目はグリムの「赤ずきん」と「みにくいアヒルの子」
どちらも絵本でストーリーは知っているQたろとしては、不安なのが赤ずきん。
「オオカミが出てくるから怖いんだよ~」とおびえている。
泣いちゃうかな・・・前回の「ヘンゼルとグレーテル」でも喧嘩のシーンで泣いちゃったし・・・
ところが、オオカミをとてもコミカルに描いていたためか、怖がることもなく
1幕終了。良かった~泣かずにすんだ!さすが子供向けの劇だわ。
すんなりクリアじゃん!と一安心の私。
「あなたのお名前は?」と赤ずきんに聞かれたオオカミが
ごまかして、「お、女将さん」と答えたオヤジギャグがツボだったらしいけど(笑)
休憩を挟んで2幕の「みにくいアヒルの子」はじまりはじまり。
こちらは、イジメられていたみにくいアヒルの子が放浪の旅の末に
実は美しい白鳥だった!といういわばサクセスストーリーだし大丈夫、よしよし。
ところが、そうはいかないのが子供ゴコロ。
お話は進んで行き、最後にアヒルの子が美しい白鳥に変身して飛び立ち
めでたしめでたしのクライマックス場面。
Qたろ「ママは?」(かなりうるうるの声)
私「え・・・(不意打ちの質問に詰まる私)ママは、ええと、いないね・・」
すると、「ママに会えないの?うえーん!」と泣き始めた。おいおいそこかよ!
確かに、どんなに美しい白鳥になっても一人ぼっちは可哀想だよなぁ。
ママに会えないのは悲しいじゃないか。というところがツボだったらしい。
考えてみれば、この白鳥の子の母親はどこにいっちゃったんだろう。
そもそも何でアヒルの巣に白鳥の卵が一つだけ産み落とされてるんだ。
そんなこと、この絵本を読んで考えたこともなかった。
そして今のところは「ママが一番」なんだなと確認できてムフフな一日だったとも言える。
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