春の戸隠

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今年のゴールデンウィークは戸隠に行ってきた。

この時期の戸隠は、雪解け水の中に水芭蕉がとてもきれいに咲き出す季節を迎える。
その様子は、一昨年2008年の信州の旅参照してね。

去年のゴールデンウィークは、ETCの休日割引1000円がスタートするから
混むだろうということで東京で過ごした私たち。
東京もイベントがいろいろとあって、東京国際フォーラムで開催されている
ラ・ファオル・ジュルネというクラシックの音楽祭に行ったり
こどもの日は松山バレエの特別講演「シンデレラ」を観に行ったり。

今年は連休がかたまっているからうまく日にちを選べば渋滞に巻き込まれずに
済むかもしれない。ということで4月30日(金)、幼稚園は午前中で
おしまいになるので、昼過ぎに出発。
平日だったおかげか渋滞ゼロで夕方には到着した。

今年は驚いたことに、雪が大量に残っていた。
東京も4月中旬に雪が降ったくらいだから戸隠ならさもありなん。
到着した日は冷え込んで、なんと夜には雪が舞っていたくらいだ。

したがって水芭蕉はまだ芽吹いたくらいでほとんど咲いてなかった。
残念~

ここは森林植物園の湿地。雪解けの湿地に水芭蕉がちょこちょこ。

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咲いているのも発見。

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滞在中に次第に春めいてきて、森の中を雪解け水が小川を作っていた。

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朝のお散歩は気持ちいい。向こうに見えるのが戸隠山。

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戸隠神社、中社の杉の木。大きい~
土曜日のお昼はいつもの「うずら屋さん」でお蕎麦をいただく。

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日曜日の朝、長野市内の教会の日曜学校に参加するために山を降りる。

訪れたのは信州教会。幼稚園や、通っている教会と同じ日本基督教団に属する
プロテスタントの教会だ。
ちょうど75歳のお誕生日を祝う礼拝だったため、教会設立の経緯や
聖パウロの布教をからませた牧師先生のお話がとても興味深かった。
こんなふうに、旅先で教会を訪れるのも、その土地の空気を別の
視点から感じることができてなかなか良い。

日曜学校を終えて、お昼にラーメン屋に入る。戸隠と言えばお蕎麦と
決まっているので初の試み。市内に行くことはめったにないから
挑戦してみた。これが結構ヒット。

ジャズが流れる飲み屋風の店内。スープや煮玉子にも店主のこだわりを感じる
一杯だった。

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さて、長野は何度も来ているが今回初めて善光寺に行ってきた。
だいたい混むところは苦手なので観光のために山を降りることのない私たち。
門前町はなかなか風情があり賑わっていた。

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今回は山を降りるきっかけがあったので、それならと、牛に引かれて善光寺参り。

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さすがに地下に入るのは1時間待ちだったため、お参りだけして帰ってきた。

今回、雪が残っていて良かったのは、雪の上をどこまでも散歩できたこと。
いつもなら熊笹がしげっていて歩けない林の中を自由自在に歩いて行ける。
部屋にいると、誘いに来てくれた。
「お母さんもおいでよ!怖かったらユッキーが守ってあげるよ!」と
泣けるセリフをいうので一緒にお散歩した。

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小川のほとりでおにぎりをいただく。雪と小川とおにぎりを食べる少年。

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3日(月)の朝、午前中のうちに関越に入ることを目指して出発。
渋滞することなく、スムーズに帰宅できた。
特筆すべきは中央環状線が池尻までのびて出入口が家の近くになったこと。
関越から首都高経由で渋滞なしで家の近くまで来られるようになったのは素晴らしい。

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この記事について

このページは、hirocが2010年5月30日 06:43に書いた記事です。

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