お正月明け、一週間目にして、子供がインフルエンザを発症した。
7日(木)に帰宅した後から、寒い寒いと訴えてたくさん着込んでいたが
夜中に熱を出し、金曜日の朝小児科へ連れて行った。
単なる風邪でしょうと診断され咳止めと熱冷ましを処方された。
薬を飲ませて安静にしていたけど
38度台まで上がった熱はなかなか落ちてこない。
午後も38度から39度の間を行ったり来たり。
これまでなら、たいてい自前の免疫力で1日で熱は下がっていたのに
中耳炎でない限り変だ。
何となく、インフルエンザかな?のいや~な予感。
土曜日の朝もまだ熱っぽくてぼーっとしている。鼻水も少し出ているし
インフルエンザではないことをはっきりさせたいと思い、
かかりつけの耳鼻科へ連れて行った。
いつも中耳炎の治療でお世話になっている先生だ。
耳に異常はまったくなし。その熱の様子だとやはり・・・
ということで検査することになった。
麺棒で鼻をぐりぐり。これは痛そう。号泣。
検査薬の判定は約10分かかる。
11月に高熱が出たときに一度インフルエンザを疑って検査をしたけど
その時は陰性で、結局突発のようなぷつぷつが出て
熱は一晩で下がった。
今回は、3分くらいで「出ましたね」。
「ええ!」早っ
陽性だとすぐラインが浮かんでくるのかもしれない。
A型に陽性が出たので新型でしょうということだった。
タミフルを処方してもらい、帰宅。
錠剤かと思ったら、粉薬だ。
「苦いから一気に飲ませると吹いて
ぶちまけちゃうことがありますから、甘い物に混ぜて少しずつ飲ませてください」
と薬剤師さん。じゃあ錠剤にしてくれ~と思うのは私だけ?
Qたろは、普通のカプセル錠でも飲めるのだけど
幼児だと錠剤は普通飲めないものなんだろうか。
かなり苦いらしいタミフル。水で溶いてあげようとしても「からいからい」と、
薬好きのQたろもさすがに飲むのを嫌がる。
ここで活躍したのが桃缶(懐かしい!)
この、桃が浸かっているシロップが異様に甘い(笑)
桃に限らずフルーツ缶詰はみんなそうかな。
シロップを混ぜて何とか飲ませることができた。
そのまま3時間ぐらい眠ると、熱は一気に下がり、平熱になった。
以降、やや微熱(37.0度)程度にはなったものの
ちょうど祝日の三連休だったので家でのんびり過ごし、
月曜日には完全に回復していた。まだ少し咳が残っていたので
念のため、昨日と今日も保育園はお休みにした。
タミフルは、合計7回飲ませた。5日間(10回分)もらったけど
途中でやめられて良かったね。からいもんね。
良く言われている異常行動などはなかったけど
服用して二日目の夜、夜中に突然起きて泣き出し
かなり長い時間号泣。わけのわからないことを
わめいていた。疲れて自然に寝入るまで待つしかなかなく
抱っこしても何しても、ダメだった。
幻覚でも見えたのだろうか。
体力がもっとある場合に、異常行動につながるのかもしれない。
実際10代の子供にタミフルは処方できない。
飲ませた後は必ず保護者が付いているようにという注意書きが
薬とともに渡される。どんな副作用があるか良くわかっていない
薬を飲ませるというのも、不安なものがある。
さて、大人二人は今のところ発症の兆しはない。
弱毒性のうちに罹ってしまった方が免疫がついて良いという意見もあるけど
こんなに濃厚接触していてもうつらないもんなのかしら。
発症しても37度ぐらいの発熱で治ってしまう人もいるらしいから
昨日あたりかなりダルかったけど、もしかしたら?
だとしたらラッキーだわ。
それとも看病疲れ(元気満タン幼児を家の中で相手にしている疲れ)で
単にダルかっただけ?
ようやく、明日から保育園に復帰できる。
ああ。金曜からの6日間、長かった。
たまった仕事、頑張らなくては。