2009年12月アーカイブ
12月17日木曜日のお絵かき教室で描いてきた絵。
本人の説明によると
「スノーマンとクリスマス(ツリーのこと)が千代田線に乗ってる」
のらしい。
確かに雪だるまの下に電車と線路が描いてある。
パンタグラフらしきものや車輪も・・
クリスマスツリーと雪だるまは、ステンシルの型を先生が用意してくださって
色は自分で塗ったのだそうだ。
ちゃんと雪だるまに目があり、にっこり笑ってボタンも3つついている。
バケツもかぶってる。
雪も降ってクリスマスらしい作品。
だんだんと形になるものだなぁ。
しかしなぜ千代田線なのかは不明。
我が家の最寄りは東横線と日比谷線で、千代田線は縁がない。
こちらは18日金曜日の体操教室の学習クラスでの作品。
こちらは現在、「数」と「大きさ」の概念を理解でるように、さまざまな
教材を使っている。この日は参観日で、お母さんと一緒にクリスマスツリーを作りましょう。
ということで、星の大きさ「大・中・小」、緑の折り紙の大きさ「大・中・小」。
これらを黒い画用紙に貼り付けて完成させていく。
折り紙は半分に折って糊付けして、茶色から順に重ねて貼り付けてツリーにする。
私はほとんど手を出さなくても、先生の指示どおりにほぼ一人で仕上げてしまった。
「緑は三角に一度折ってから、ずらしてノリ付けして雪を表現しましょう」
という指示に、(←3歳児には高度だよね)
「この辺?」とずらす位置の加減を迷っているところで補佐してやったくらいだ。
ノリを指にどっぷり付けすぎるところも注意した。紙がしなしなになるぐらい付けちゃう。
これも量の加減がまだわからないらしい。
オーナメントとして、動物、食べ物、プレゼント、楽器のシールを
「これはバイオリン」「これはショートケーキ」と名前を言いながら好きなところに貼っていく。
最後は赤いリボンを穴に通す、ところまでが子供のお仕事。
リボンはお母さんが結んで完成。
3歳の子供の数の答え方はおもしろい。
先生の「大きいお星様はいくつありますか?」(答えは1つ)の質問に
「いーち」と必ず数える。「ひとつ!」と即答できない。
先生「小さいお星様はいつくありますか?」(答えは5つ)
Qたろ「いーち、にー、さーん、しー、ごー」と数えて
先生に「それはいくつですか?」と再度質問されて
Qたろ「ごこ」(正解)
先日までは「ごっつ」と言っていた・・・母としては、おもしろいから正解と言いたいところだが(笑)
いくつ?という質問の答えは、5の場合、「いつつ」も正解だ。
4の場合「しー」と数えて「よっつ(またはよんこ)」と答えなければならない。
数の表現はバリエーションがあってなかなか難しい。
・ ・ ・
ところでこのクラス、3年保育の幼稚園受験があらかた終わる11月中旬に開講した。
もう4回目になる。春以降は、来年秋の2年保育幼稚園受験をめざす子供達の
受験クラスになるらしいが、まだ2保受験を意識している人が少ないせいか
生徒はQたろともう一人女の子の2人でスタートして、先週から男の子が加わり
それでも3人しかいない。セミプライベートレッスン状態でとてもお得である。
受験が終わってから受験クラスに入るのも変だけど
近所のどろんこワイルド幼稚園に行くとばかり思っていたので、
じっくり座って作業するという時間を確保するために受講することにした。
何より本人が「やりたい」と言い出した。
体験クラスを受けてみると、これがなかなかの集中力を発揮。
いつもは1階で体操して帰るばかりだけど、「2階のお部屋でおべんきょう」
というとものすごく楽しみなことらしいのだ。知的好奇心が刺激されるからかしら。
体操も好きだけど、体操でおおざっぱに身体を動かすよりこっち
(机に向かって何か作業する)のほうが好きなようだ。
その後もう一つの幼稚園の合格通知が届き、そちらは電車通園で
都心方向(反対)なため、4月以降は継続できないかもしれないけど
楽しんでいるから3月いっぱいは続けたいと思っている。
実家の母が、収穫したかぶをどっさり送ってくれた。
かぶのえらいところは、ビニール袋に入れて野菜室で結構長持ちすることだ。
スライスして塩もみでもおいしいけど、そればかりだと飽きてしまうので
スープを作ってみた。
これがとても簡単でしかもおいしい~
<材料>2~3人分
かぶ 2つ(小さめなら3つ)
玉ねぎ 小さめの物1/4
ブイヨン顆粒 小さじ2
牛乳 1カップ
水 1カップ
塩・こしょう 適宜
① かぶは皮をむき、薄くスライス、玉ねぎもスライス。
② お鍋にオリーブオイルをひいて①を炒める。
③ 全体にしんなりしたらひたひたの水をそそぎ、コンソメを入れて柔らかくなるまで煮る。
(中火で5分くらい)
④ あら熱の取れた③をブレンダーでペースト状にする。
⑤ 鍋に戻して牛乳を加え、弱火であたためる。牛乳の量で濃さはお好みに。
⑥ 塩、こしょうで味を調えて、パセリをぱらり。できあがり。
ミキサーやブレンダーがなければ、かぶはすぐに煮くずれるくらい
柔らかくなるので裏ごしでも大丈夫。
今日作ったバージョンは、玉ねぎの量を半分にして
下仁田ネギ(太くて短い群馬のネギ)の緑の部分も入れてみた。
これまた甘みが出て、大変おいしかったです。
かぶはビタミン類も豊富な冬野菜。風邪予防になるし、風邪ひきさんにも
胃に優しくておすすめのスープです。
スープ好きなQたろもトーストをどっぷりつけてぱくぱく平らげていた。
おばあちゃんごちそうさまでした。
歌が大好きなQたろうはいつも歌っているような気がする。
覚えた歌はかなり正確に歌っているけど、この年齢の子供らしく
歌詞がちょっと違うのがあって笑える。
すぐに正しく歌えるようになってしまうだろうから
書き留めておこう。
( )内が正しい歌詞
1.あわてんぼうのサンタクロース
あわてんぼうの サンタクロース
えんとつのぞいて 落っこちた
あいたた どんどんどん
あいたた どんどんどん
まっくろくろすけのおやこ~(まっくろくろけのお顔)
2.静かな湖畔
しずかなご飯(こはん)の森の影から
3.丘を越えゆこうよ
丘を越えゆこうよ くちぶえふきつつ
空はすみあおぞら まきばをさして
うたお~おさしみ~(ほがらに~)
4.どらえもん
こんなこといいな できたらいいな
あんな夢こんな夢 いっぱいあるけど
みんなみんなみんな 考えてくれる(かなえてくれる)
不思議なぽっけで 考えてくれるぅ~(かなえてくれる~)
細かくはまだあるような気がするけど、はっきり単語を
表現しているのはこの4つ。一生懸命うたっているからまたおかしい。
1.のまっくろくろすけの親子はトトロの影響と思われるが、
真っ黒け → まっくろくろすけ
お顔 → おやこ
に変換されるあたりが、耳で聞く歌詞と、自分の持つ知識や
想像力が結びついた結果なのだろう。
2.は単に言いやすい親しんだ言葉だから。
おいおいご飯が静かなのは変だろう。という論理展開にはならない。
ご飯は静かだもんね。
3.は不思議。お刺身が好きなわけではない。
何度歌っても「お刺身」になる。
4.は無理もないかな。願いが「かなう」という概念は難しいから
一番近い「考える」に落ち着いたと思われる。
歌詞の間違いといえば、私の場合は思い込みだったんだけど
こんなのがあった。
あれ松虫が鳴いている~ちんちろちんちろちんちろりんという歌。
たぶん小学校の音楽の時に習う歌だと思うけど
「ああおもしろい虫の声」の部分を「青も白い虫の声」だと思いこんで
なんで青が白いの?と不思議に思っていたものだ。
日本語は難しい。
11月27日(金)お友達を誘ってクリスマスツリー点火祭を見に行ってきた。
クリスマス前の4週間は待降節、アドベントと呼ばれ、イエス・キリストを迎える
準備の時期で、この時にクリスマスツリーを飾る習慣があるのだそうだ。
私はイベントとしてのクリスマスしか知らないので、こうした背景にはまったく疎い。
点火祭のことも、たまたま幼稚園のことを調べていてホームページで見つけたので
行ってみたのだが、これがなかなか良かった。
ツリーの下に簡単なステージが設置され、聖歌隊とハンドベルクワイア
(ハンドベルの聖歌隊)が並び、ハンドベルの美しい音色と合唱が
キャンパスに響き渡る。
この日は春先のような暖かさで気持ちの良い夜だった。
入り口で簡単なプログラムとロウソクを渡される。
キャンドルサービスの時間になると、集まったたくさんの人たちの中で
ライター持ってる人のところから(笑)ロウソクの火が次々と広がってゆく。
いかにも手作りの、暖かい礼拝だった。
40分ほどで礼拝は終了。その後友人行きつけの焼き鳥屋さんへ。
すっかり焼き鳥が気に入った様子のQたろ。
帰りも「おいしかったねお母さん」を連発していた。
大きな焼きおにぎり、つくねとうずらの卵それぞれ2本食べたもんね・・・すごい。
食後は近くの公園へ。晩秋の7時だというのに都会の公園は明るい。
真ん中にタコの大きな滑り台がある。滑るところが8個あるかどうか
定かでないけど、結構急傾斜で恐がりのQたろは案の定
登ったはいいけど滑っておりて来られない。
「抱っこしておりる~」と叫んでいる。
しかし、上級者?向けの高いところからお友達の女の子が
スイスイ降りているのを見て一念発起したか、一番低いところを
意を決して降りてきた。滑り出したはいいけど、恐くて途中から
腹ばいになってずり落ちていた。というかんじだ。
それでも勇気を出して滑り出せたのは成長のあかし。
2回も挑戦していたのは慎重派のQちゃんとしてはすごいことなのだ。
それにしてもこの日は盛りだくさんだった。
午前中、新型インフルエンザの予防接種をようやく受けることができた。
「痛かった痛かった。恵比寿三越に行っておいしいものたべるぅ~」
号泣しながら訴える。なにぃ?恵比寿三越だぁ?と思うだろうけど
そこは3歳児。
おにぎりとお茶をデパ地下で買って噴水のある広場で食べるのが
「三越のおいしいもの」なの。かわいげがあるでしょう(笑)