近所のお庭に鶏がいる。
都会とか田舎とか関係なく、ニワトリを飼っているのはとてもレアだと思う。
金曜日の夕方、家に帰るときに道路をお散歩(?)
というわけでもないのだろうけど、そのお宅の近くを通りかかったときに
門の外に出て道路を歩いているのが見えた。
おばさん達が話している周りをトコトコ歩いている。
いつも手前の道を曲がってしまうためその家の前を通ることはめったになく
鶏を見ることもなかったのだが、「ニワトリさんだ!」と
とても気になるらしい。が、こちらはO次郎連れ。
犬と一緒に近寄ることはできない。
そしていつもの禅問答が始まる。
私「Oちゃんが一緒にいるとニワトリさんびっくりするから行けないよ」
Q「え。ニワトリさんびっくりしちゃうの?なんで?」
私「Oちゃん大きいからね。びっくりしてバサバサ~って飛んじゃうかも。」
Q「ニワトリさんバサバサ~って飛んじゃうの?なんで?」
私「あ。それはウソだ。ニワトリは飛ばない。」
Q「ニワトリさんは飛ばないの?なんで?」
私「ニワトリは飛ばないんだよぉ~」
そうこうするうちに家についた。
夜はお父さんと待ち合わせて食事をすることになっていて、その前に
Qたろの散髪に行くことにしていたため、O次郎を家に置いてこなくては
いけない。O次郎を家に入れ、再び出発するとやはり裏の道にさしかかると
「ニワトリさん見る?」わかったわかった。
戻ってみるともう鶏もおばさんも道路にはいなかった。
ゲートは閉まり、ニワトリは水を飲んでいる。
玄関までの長いアプローチが彼のお庭らしい。
興味津々でゲートからのぞき込んでいると「あんた誰?」と言わんばかりに
首をかしげながら近づいてくる。
立派なトサカがついている。わぁ~ヒヨちゃんだっ
その時におばさんがちょうど帰ってきて、お庭の葉っぱを摘んできて
餌付けをさせてくれた。
警戒しないで「こっこっこ~」と近づいてくる。
人慣れしていてちょんちょんと優しく葉っぱをついばんでる。
ヒヨちゃんとは大違い。
ニワトリがパクっとやると、つい葉っぱを離して落としてしまうので、
「下手ねぇ~」と呆れてなかなか食べに戻ってきてくれない。
「ニワトリさん、どーじょ!はい。葉っぱどーじょ!」
くちばしはちょっと怖い、でも葉っぱをあげたい(Qたろの気持ち)
ミニ動物ふれあいのひとときだった。ありがとうおばさん。
散髪ですっきりし、久々の焼き肉屋さんでおいしいお肉を食べて満足。
中落ちカルビとひれガツン焼、おいしかったぁ
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