お向かいのお店で新鮮な春キャベツが手に入ったので
晩ご飯の献立はキャベツとアンチョビのパスタに決めた。
生臭いものと塩辛いものが苦手な私が、産後食べられるようになった
食材の一つ。それがアンチョビ。
自分で料理してみると、コクがあって味が格段に良くなることがわかり、
塩加減なんて調理でいくらでも調整できるし
しかも缶詰で保存がきく。何て重宝な食材でしょう!
ああ~人生損してたなと思う。
さて、パスタの用意をしていて、はて?ニンニクとアンチョビだから
子供には強烈かなと思い、いちおう聞いてみた。
私「パスタ、Qちゃんのはツナにしようか」
Q「ううんツナにしない」
私「でも今日はアンチョビだよ」
Q「Qちゃんもアンチョビにする」
私「まじぃ~?」
Q「まじぃー」
まじな目つきだ。ホントかいな。
と思いながら、ニンニクとアンチョビをオリーブオイルで
炒めて、茹でたパスタとキャベツをあえて
できあがったお皿をテーブルに持って行くと、
フォークで食べようとしたときに一言。
Q「あれ?おサカナないよ」
アンチョビが魚だと知っているのね・・・・
そうだよ。カタクチイワシのオイル漬けだよ。
確かにアンチョビは炒めるときに崩れて細かくなるので原形をとどめない。
それで「おサカナがない」発言に至ったようだ。
私が40うん年もの長きに渡って食べられなかった食材を、3歳にして
(厳密には2歳ですでにアンチョビソースの温野菜は大好きだった)
「おいしいおサカナ」として認識しているとは。
イタリア人を産んでしまったかと思うじゃないの。
言うまでもなく、イタリアジンの子供はパスタを完食しましたとも。
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