ski ski

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先週ニセコスキーに行ってきた。
2シーズン前に、11ヶ月のQたろを連れてキロロに行って以来の北海道。

出発の日、羽田6:45集合だったので、朝5時起きで支度をはじめる。
いつもなら雰囲気を察知して「わたしはここにおります」状態で必ず
行く先々について回るおじろも今日はいない。早朝出発なので
前日から近所の動物病院に預かってもらったのだ。なんとも不憫。

前回は宅急便で荷物を送ったが、今回は荷物は持参で
車で羽田に行って駐車場に止めることにした。
荷物の積み込みをしていると、いつもより2時間も早いのにQたろが
目をこすりながら起きてきた。

いつもならここで「おかぁさぁ~ん」と抱っこを迫るところだが
前から「飛行機に乗って北海道に行くんだよ」と言い聞かせていたせいか、
5時半に起こされても「ひこうきのるの?」と、グズることもなく着替えを済ませ
羽田に到着するまでおとなしく後部座席に座っていた。

環七から平和島にさしかかる頃には朝焼けで空がオレンジ色になった。
海に向かって空が大きい。
40分ほどで空港に着いた。

今回のツアーはお父さんの昔からの知り合いが毎年企画しているもので、
例年ニセコアンヌプリに泊まるということだ。
以前のお仲間と新しい人と混じっているようだが、全体的に年齢層が高い。
なんたって、今でもお父さんが「若い衆」だというんだから察しが付く。

羽田を離陸すると、眼下にいつも行っている臨海公園が見えてくる。
旧江戸川を挟んで東京ディズニーランドだ。
「いつもおーちゃんが走るなぎさが見えるよ」
「あそこにミッキーさんが住んでるんだよ」と窓から見える景色を説明すると
「ミッキーさんのおうちだねぇ。いきたいねぇ」とつぶやく。
遊園地系は親が少々苦手なせいかまだ連れて行ったことがない。
水族館や動物園ばかりだ。
やはり子供は行きたいよね。そろそろ考えねば。

新千歳で軽く食事をし、バスに乗り込んでもまだテンションが高いQたろ。
空港で轟音とともに戦闘機を見たのもまた興奮の種だったらしい。
ここのところ「電車が命」になっていて、1年前の飛行機熱はどこへやらだったが
やはり飛行機も好きなことも思い出したようだ。
バスに揺られてようやく眠った。
約3時間の移動でようやくニセコ到着。
除雪した道路の雪は3メートル以上に積もっていて、雪もかなり降っている。

ホテルに落ち着いて、ちょっとひといき。とりあえず、ビール。
しかしせっかくだから、まずは準備して外に出る。

バスでたっぷりお昼寝して元気いっぱい。
初日の雪遊び。ぱふぱふの雪だから転んでも痛くな~い!

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アンヌプリの託児は、3歳以上でないと預かってくれないため(Qたろ2歳9ヶ月おしい!)、
あらかじめ東山(今はニセコビレッジと呼ぶらしい)の託児を2日目の午後から予約してあった。

次の日は午前中にシャトルバスで東山に移動。
託児の時間まで、ファミリーゲレンデで遊ぶことにした。

初リフト搭乗。

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抱っこして走らせる。けたけた笑いながら雪を蹴る蹴る
(決して自分の体重は足にかけていないが)。

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動画もとってみた。

意外と長いファミリーゲレンデ。
ボーゲンで12キロの幼児を抱いて滑るのはさすがに大変なので私も交代しながら。

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本人はおおはしゃぎ。3本ぐらい滑ったかしら・・・。麓につくと、「もっとケーブルカーのる!」
(リフトのことをなぜかケーブルカーと呼んでいた)と乗りたがった。

それにしても、ニセコの変貌ぶりには驚いた。
ニュースで聞いてはいたが、すっかりガイジン村になっていた。特に東山が。

ニセコは何度も来ているが、いつも東山に宿泊して拠点にしていた。
ゲレンデがシンプルで斜度もあって、空いているというのがその理由。
当時温泉があったのは東山だけだったし。
でも、最後に来たのはまだホテルがプリンスの頃で、7年くらい前になるだろうか。

今回行って驚いたのは、外国人客の多さもそうだが、ホテルの周辺にかかっている
垂れ幕やサインが全部英語。
託児の受付を済ませるたときに「あのぅ、英語なんて読まれませんよね」と受付の人が
困ったように聞いてきた。託児をする上での注意事項の日本語版がきれていて
英文しかないというのだ。構いませんよと受け取った。
託児も英語圏の子供対応になっていて、保育スタッフにもネイティブがいた。
ワーオというかんじである。

こんなに外国人が増えていたんだなぁと思いつつ
お昼にレストランに入ってまた驚いた。ヒルトンの2階にあるバー風のお店は
スタッフもほとんど外国人なのだ。オーダーは英語で取りに来た。まじ?
ピザとフライドポテトと生ビールを注文する。
客もほとんど外国人だ。どこに来たんだろう?と思わずきょろきょろしちゃったじゃないの。
その後気がついたが、スキースクールのスタッフも英語で外国人を教えていた。
このあまりの変貌ぶりに、とても浦島な気分になった。

(つづく)

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このページは、hirocが2009年1月21日 07:05に書いた記事です。

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