Qたろの最近のブームは「これなあに?」
何でも指さして「これなあに?」を連発する毎日。
知らないものならもちろんだけど、
自分が良~~~~く知っている新幹線の本も、指さして
「これなあに?」
「700系でしょ」
「700系だねー」
「これは?」
「はやてでしょう」
「はやてだねぇ」
こんなふうに延々と続く。本当に延々と・・・
バリエーションもあって、扉のレールを指さして
「これなあに?」
「扉のレールだねぇ」
「これは東横線だよ」
ふーむ。2本あるレールは電車用のレールで、しかも東横線らしい。
子供の視点というのはおもしろいなと思う。
本の電車を指さして、そこに「在来線」と説明があったから
「在来線だよ」というと
「ざいらいせんか~。ざいらいせんのりたいね~」
うーん・・・こういうのは説明が難しい。
でもこんなやりとりで、たくさん単語を脳みそに蓄積していくのだろうな。
めんどうだけど、つきあっていっぱい表現してあげたい。
お風呂に入っているときに、給湯のパネルのお風呂の温度を指さして
「これなあに?」
「お風呂の温度だよ」
「ふーん。おふろのおんど」
次にシャワーと給湯の温度を指さして
「これなあに?」
「シャワーの温度だよ」
「ふーん。シャワーのおんどだねぇ」
しばらく考えて
「おばQおんどは?」
おお。先日の夕涼み会でみんなが踊っていた「オバQ音頭」のことね!
うけた・・・
お風呂のおんど、シャワーのおんどときたら、おばQおんどとは。
おしい。でも確かに同じだよね。笑わせてくれるなぁ。
以来、給湯器のパネルを見る度に「オバQ音頭」を思い出す。
保育園での夕涼み会の縁日の様子。
おばQ音頭もアンパンマン音頭も、みんなが一緒にやっていることには
いっさい興味を示さず、部屋にも入ろうとしなかったけど
ホント、同調しない子供で・・・
でもちゃんと覚えてはいるんだよね。
保育士の先生達が子供が喜びそうなヨーヨー釣りとかいろいろ用意してくれているのに
(ほとんどの子供が喜んでいるのに)興味なし。
縁日は大きい子供達用の部屋だったため、普段行かないので
いろんなおもちゃがめずらしいらしく、すみに片付けられたおもちゃ箱を
のぞき込み、クシを手にとって「これなあに?」
「クシだよ」
うれしそうに自分の髪をとかしている。
「これなあに?おにんぎょうだよ~」と自問自答しながらお人形の髪をとかしてあげる。
傾けると目を開けたり閉じたりするのがまた不思議らしい。
うーん。縁日の立場は・・・
と、あまりにもマイペースなQたろを見かねて英語の先生が
ヨーヨー釣りのたらいに連れてってくれたけど、ぜんぜん興味なし。
ありがとう先生。ごめんね先生。
ちょっと大きい子達はもらえない動物の風船。
みんな欲しがっているのにどうしてこういうところで「これなあに?」が出ないのかなぁ。
風船はどうでもいいけど風船を膨らます注射器のようなもののほうには興味津々。
Qたろの「これなあに?」ボタンは独自なツボがあるらしい。
我が家では「これなにおばけ」と呼んでいるが、しばらく続きそうだ。
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