2008年5月アーカイブ

おじろのご飯タイム

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「自分で」の嵐が吹き荒れるQたろうの日常には
「おーちゃんにごはん!」も含まれる。

何か気に入らないことがあってぐずっていても
「おーちゃんにご飯あげてくれるぅ~?」と頼むと
涙目をこすりながら
「おーちゃんにごあんあげるの~」と台所にトコトコやってくる。

まずはフードケースを棚から出し
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フードをカップですくい「このぐらい~?」
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お皿にカラカラカラ・・・
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入れ終わるとフードケースを棚に戻し
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おじろの食べるところをじっくり見学。
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時々フードを手にとって、手からあげたりするもんだから
ますますおじろは「取られまい」と早くご飯を食べるようになってしまった。

お蕎麦屋さん

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近所においしいお蕎麦屋さんができた。
お散歩がてら、日曜日のお昼にお父ちゃんと行ってみた。

川沿いのビルの地下にあり、駅からも遠く、見落としてしまいそうな
つつましやかな看板が入り口に立っている。
実際、この前は何度か通っているはずだけど気がつかなかった。
去年の11月にオープンということだからそれ以降は通らなかったのかもしれない。

おじろは川沿いの並木があるのでそこにつないで待たせる。
階段を下りると、店名をあしらった焼き物の石畳の入り口がある。
なかなか風情のあるたたずまい。
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店内はゆったりとしたソファのような椅子とテーブルが中庭に面した大きな
窓辺に置かれていて、雰囲気としては美術館のカフェのようだ。

まずはおつまみとお酒を頼む。

カマンベールと湯葉の味噌漬け、関西風だし巻き卵。
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味噌漬けのカマンベールチーズなんて初めて。
カマンベール独特の臭みは薄らいでとてもコクがあってうま~い。
湯葉もトロっと濃厚で、添えられたソバチップにのせて食べる。
うーん、お酒が進みます!
卵焼きもふわとろ。箸でつかめないくらいふわふわでだしがじゅわ~っと口に広がる。

野菜の天ぷら
岩塩と抹茶塩がうれしい。
さくさくの天ぷらはマッシュルームやセロリなど洋風の素材がちょっと変わっている。
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シメはざるそば
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だしはちょっと濃いめ。
コシのある細引きのそばでのどごしがいい。
近所で二軒目の食事もおいしい蕎麦屋。ひいきにしそう。

自分で!

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2歳になったこの頃というのは、何でも自分でやりたがる時期らしい。

靴下と靴を履かせようとすると「じぶんで!」
ズボンも「じぶんで!」
うまくいかないと「あ゛~っ!」かんしゃくを起こして物を投げる。
でも手伝うと怒る。

こんなことを毎日繰り返しながら、少しずつ自分でできるようになっていくのだろうけど
一つ一つにつきあって行くのは根気のいる作業ではある。
やってあげればすぐに済むけどそれじゃあ覚えないし
やらせておくと永遠に出かけられない。

階段を上るのは今までも自分でやらせていたけど、最近階段を下りるのも
「自分で!」
うっかり抱っこしようものなら、元の位置まで戻ってやり直す几帳面さ。

転落防止のゲートを開けてやると、お尻を下に向けて、まず一段下りる。
そしてゲートを閉め「おーちゃんばいば~い」と別れを告げる。
一段ずつ器用に降りていくが、時々段を踏み外しそうになるから
必ず大人が下にいてキャッチできる体制にしておかないと危なくてしょうがない。

でもこれも、いつかできるようになるための練習としてやらなくてはならない。
「危ない」ことは何かを教えながら身体で覚えていくしかないんだよね。
ひやっとするようなことは、わかっているのかどうか自分でも「あぶないねぇ」と言っている。

掃除機もこの頃は「おそうじ おてつだい~」とくっついてきてなかなかやらせてくれない。
でも重すぎて持てないので、先を短くして手伝ってもらうことにする。

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そして永遠に同じところを掃除するのであった・・・

掃除機を取り上げると泣きわめくので、代わりにコロコロを渡して
ソファのおじろ毛を取ることを命じる。手伝うこと、掃除することを
楽しんでいる気持ちをいかにそがずにやるべき掃除をするか。
なかなか難しい。

新幹線ブーム

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去年の11月からずう~っと続いていた飛行機ブームが落ち着きを見せて
最近はすっかり新幹線にはまっているQたろ。
YouTubeでビデオを検索して見せてやるようになってからというもの
お父ちゃんがメールチェックしていると、

「こんぴーた!こんぴーた!」
「ゆーちゅぶ!」
「しんかんせんみるぅ?」

とせがむ。すっかりコンピュータオタクだ。
テレビにはあまり興味を示さないが、コンピュータならオンデマンドで
好きな映像が見られることがわかっているらしい。
今からこんなんでいいのだろうか・・・・

700系!500系!300系!と、次々リクエストする。
0系と100系が微妙だが東海道新幹線は全部覚えたらしい。
違いがなかなか区別できなかったN700系も形の違いでわかるようになった。
こまち、はやて、MAX二階建て~と、東北・上越新幹線も制覇しつつあり
今や高速試験車量のファステック360も「ネコミミ~」
まったく舌を巻く覚えの早さ。

それならいっそ本物を見てみようってことで、東京駅に新幹線を見に行った。
4月13日の日曜日のこと。ちょっと寒かったけど興奮しきり。

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事前に調べていた「新幹線ショップ」は、大丸デパートの改築工事とともに
なくなってしまったらしく、仕方なく新幹線のおもちゃを差がして地下街を
さまよい歩いたが、これが、ない。テレビ局のアンテナショップやキャラクターショップは
山ほどあるのに、東京駅に新幹線のおもちゃが売っていないのは
納得がいかない。

最後にKIOSKに寄ってみると、あった!500系の新幹線のおもちゃを購入。
しばらくブームは続きそうだ。

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バターがない

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4月の中旬くらいから、バターがなくなる報道がされていた。
洋食屋のシェフや、お菓子教室をひらいている主婦など
バターがないと仕事が成り立たないという人たちがインタビューされていた。
近所にないと、隣の駅まで買い出しに行きますとか言っている。

そんな報道があった後、一度近所のスーパーに行ったときは特に変わりなく
雪印のバターを購入できた。なのでそんなに深刻な問題じゃなかったんだなと
軽く考えていた。

ところが。
連休明けに三越で買い物しているときに、そうだバターをそろそろ、と思ったが
普通の国産のバターが陳列ケースにない。欠品ですと札が置いてある。
隣には輸入物のバターがある。な~んだあるじゃん、と思い、カゴに入れてレジに並ぶ。
もちろんここで値札は見ていない。

レジで打ち出される金額を見ていたら、「バター 1980円」と表示された。

ええっ?

何と。少しくらいは高いと思ったけど、こんなにするとは思わなかった!

Qたろが寝ていたので、駐車場で待っていたお父ちゃんにその話をすると
「値段を見ないのは知ってたけど、その金額を(レジで)認識したのはえらかったね」と言われた。
すいません・・・

これがその高級バター。フランス産 エシレバター

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いちおう、会員割引で5%ひかれたものの、やはり、高級ねぇ。

近所のスーパーでも「ご迷惑をおかけしております」の札とともに
バターは消えていた。
最近近所のスーパーにもこのエシレバターが置いてある。
でもさすがに、これが売り切れていることはない。

朝のトーストでおいしくいただいております、はい。

ばぁばとお散歩

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久しぶりにばぁばが東京に遊びに来た。
兄夫婦が娘のところに来るついでに乗っけてきてもらったのだ。

Qたろが生まれた頃は何度か手伝いに来てもらったものだけど
その後こちらも落ち着いてきたし、やっぱりじいちゃん置いて出てこられないしで
なかなか来る機会がなかった。

お天気の良いこどもの日。暖かい日で、近所の公園にお散歩に行った。
ばぁばがプレゼントしてくれたバケツとスコップを持って遊歩道を歩く。
ばぁばは腰が悪いのでこの手押し車がないと歩けない。

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お花が好きなQたろは、花壇に来ると
「おあな!おあな!(お花)」と花びらを触ろうとする。
「触っちゃだめよ~お花は見て楽しむの~」
毎回繰り返されるこのやりとり。

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花が散って落ちているのを見ても「おあな~」
これは「花びらだよ」と教えると「おあなびら」と言うようになった。

お花びら。

お花には「お」がついてもいいけど、花びらに「お」はつけない。
これはどうやって教えるのだろう。私的にはこのかわいい間違いは
続けてくれてもいいんだけど・・

「おみず、おみず」と水たまりを指さして言っているので
「水たまりだよ」と教える。そうだ。
水も「お」がついてもいいけど、水たまりには「お」はつかない。
日本語は難しい。

さて、遊歩道の脇にある公園のすみっこで砂遊び。
砂をスコップですくって、まく!
砂をスコップですくって、まく!
いたく気に入ったらしくエンドレスに遊んでいた。

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驚いたのは、家に帰っておむつ替えしたとき。
おむつの中まで砂がじゃりじゃりだった。
下着の上にズボンはいてさらに上着が上からかぶっていたのに
いったいどこから砂を入れたんだ~?
頭からかぶったに違いない。

次の日母は一人で新幹線で帰宅。
駅までの道も朝のおじろの散歩で確認してきたらしい。
一人で恵比寿で乗り換えて、東京駅まで。覚えていたみたい。
よかったぁ。

1月に父が他界して、母は何もやる気がせず毎日をぼんやり過ごしていたふうだ。
外に出る気がしなくて、何をするのもイヤで、どっぷりと落ち込んでしまったらしい。
50年も隣にいた人が、ある日突然いなくなるその喪失感は
計り知れない物がある。私には想像がつかない。

日常の会話がなくなるのが寂しいという。
いくら毎日のようにメールや電話で話していても、やはり遠くにいるというのは
大きな隔たりがあるのだ。そういう通信のやりとりじゃだめなんだよなぁ。
ご近所のうわさ話や、愚痴や、ちょっとしたたわいのない話を、
家事の合間にちょっと話しかける相手。
父はあまり反応しないむっつりおやじだったが
たとえ何の返事もなくても、そうやって話しかけることで
日々の心の中のストレスが解消されているのだと思う。

で、この短い東京滞在から帰ってからの声が明るかった。
QちゃんとOちゃんに元気をもらった!

畑仕事をする気にもなったらしい。ばあちゃんの野菜はおいしい。
じーちゃんがいなくなったのは寂しいだろうけど
気兼ねなく東京に出てこられるようになったんだというふうに考えて
元気でいてほしい。

春の信州の旅(最終日)

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5月3日(土)

旅の最終日。世の中は今日からゴールデンウイーク後半の4連休だ。
3日は憲法記念日。4日は国民の祝日。5日はこどもの日。
はて?6日は何の日だっけ。振替休日は月曜日だけだったはずなのに
6日は火曜日。調べてみると・・

2007年1月1日の祝日方の改正で、月曜日限定だった振替休日が
火曜日、水曜日にも繰り越せるようになった、その初めての日ということらしい。

4日が日曜日で次の月曜に繰り越そうとすると、月曜日はこどもの日で祝日だから
さらに繰り越して、火曜日の6日が振替休日になる。ということで、
6日(火)は4日「みどりの日」の振替休日、というのが正解らしい。

午前中は鏡池へ。まだ山には雪が残っている。

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最近何でも自分でやりたがるQたろ。おじろのリードを持ちたがる。
「じぶんで!」
「こっちだよ!」
「いや~ん」(おじろ)

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Qたろの傍若無人な数々の振る舞い。
おじろは何をされてもじーっと我慢しているところがえらい。
少したつとだんだんお散歩もさまになってきた?

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どんぐりハウスという山小屋風のカフェで。やはり信州。Qたろにはリンゴジュース。
ここで買ったりんごジャムもとてもおいしかった。

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ランプで食事をして、1時頃東京に向けて出発。
この日は暑くなり、山を下りて松代のサービスエリアで休憩しているとき
30度を超えていた。半袖の人もたくさんいた。

たんぽぽがたくさん咲いていて、綿毛のついたやつを積んでは
「たんぽぽ ふーする!」と吹き飛ばすQたろ。

その後東京まではスイスイと到着。
ガソリンは168円になっている。

環七通りを走っているといつも不思議な気持ちになる。
さっきまで森林と静寂の中にいたのになぁ。
リフレッシュできた旅だった。

(おしまい)

春の信州の旅(その2)

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5月2日(金)
二日目。毎回恒例の奥社へお散歩。
駐車場から歩かせたところ、Qたろは真ん中にある門(随神門)の手前まで
手をつないで頑張って歩いた。

門までもう少しというところで「あっこ~(抱っこ~)」になってしまったので、
ホントにおしかった。歩いたのは距離にして900Mくらい。
少しずつではあるが登りで砂利道ということを考えると、
たいしたもんだ。えらいえらい。

ということで、ここからはお父さんの背負子に乗っかって社殿を目指す。

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これも恒例の、あと900M看板の前のおーちゃん。
前回の写真(去年の10月)はこちら

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この後、参道には雪が残っていて、雪解け水で少々ぬかるんでおり
だんだん歩きにくくなってきた。

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坂道の勾配も急になり、雪もてんこもりじゃないの~
滑りますねおかーさん(おじろ)

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奥社到着。ああ、疲れた~
疲れていないのはこの人だけ。
「雪!雪!」とおおはしゃぎ。

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奥社を後にして、お昼は中社でおそば。
いつもの「うずらや」さんへ。
待ちが20分ほどなので周辺をお散歩する。

曇り気味だけど暖かくお散歩日和。
大きなゴールデンを連れた人とすれ違った。
ゴールデンはおなかから下が真っ黒の泥だらけ。
いったいどこに行ってきたんだろう・・田んぼの中を走ったかのようだ。
そういうおじろも、雪解けの参道往復ですっかりおなかは泥だらけ。
黒いからわからないだけで、後でタオルで拭いたらじゃりじゃりだった・・

順番が来て2階のお座敷席へ行く。
お茶と野沢菜が運ばれてくると、Qたろは野沢菜をボリボリ。
持参のお茶を飲みながら、次々と口に運んでいる。
渋い好みだこと・・・

天ざるが運ばれてきた。ここでもQたろの食欲はもりもり。
ああ、大ざるにすれば良かったね。と後悔する。

おなかもふくれ、お父ちゃんのなじみの喫茶店「ランプ」でお茶をした。
オーナーのろくさんと。

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午後は楽しみにしていた水芭蕉を見に植物園を散策。
水芭蕉は車で移動していても、道から咲いているのを見ることができる。
本当に水がきれいなところなのだなぁ。

まだ咲き始めだったけど、清楚できれいな花。

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見頃はちょうど今頃らしく、こんなに咲きそろっているらしい。
植物園のミズバショウ

結構花が大きい気がするけど、栄養がいいのかしら。
カタクリの花も咲いていた。懐かしいな~雪解けの後に裏山に取りに行ったっけ。
カタクリももう少しすると一斉に咲くらしい。

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植物園でも、遊歩道をまた一生懸命歩いたQたろ。

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板の渡っていない土の山道では、坂に丸太が埋めてあるところがあり
ちょっと歩きにくそう。丸太の脇の平らな坂道を
歩いた方がいいかなと思い、そちらに誘導しようとすると
「こっち?こっち?」と丸太の階段を上りたがる。
一歩一歩、段を上がるのが楽しいらしい。

先を急ぐわけでもないのでゆっくりな歩調につきあいながら、
時々大きな丸太だと足があがりきらないから
「これは無理かなぁ」とつぶやいていると
ちょっと難しそうな段差があると
「むりじゃない?」と聞くのがおかしかった。

今日は一日よく歩きました。お疲れさん。

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つづく

春の信州の旅(その1)

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5月1日から2泊3日で信州旅行に行ってきた。
1日、2日の平日にお休みして、3日(土)に帰ってくれば空いているだろうという
予測でこの日程にした。

この前の日、ガソリンを満タンにしておこ~と思って
ガソリンスタンドに行ったら、いつも閑散としている最寄りのスタンドが
狭い敷地の中に車だらけ。げげげげぇ
そう。5月1日からまた税金が加算されることになったから。
もう少し先の広めのスタンドに行くと、やはり何台か並んでいたけど
こちらの方が給油場所が多いから早いだろうと思い、並んだ。

右折でも左折でも入ろうとする車が道路にはみ出し、道路をふさいでしまうので
交通は混乱。
この日一日こういう光景にぶつかっているとおぼしきタクシーは
クラクションを鳴らしてイライラをぶつけていた。はぁ、わかるけど、しょうがないじゃん。

ようやく自分の番がやってきて、カードを渡し、ハイオク満タンをお願いする。
バイトらしい男の子がタンクに口を差し込んで給油が始まったが
あわてていたらしくよく差し込まれていなかったらしい。
抜けて下に落ちてしまった。

こぼれるガソリン・・・
おいおいだいじょうぶか・・・

おろおろするバイト君。
マネージャーぽい人がやってきて、カードを差し直し、給油再開。
バイト君は車のボディをふきふき。
こぼれてしまったガソリンの分のチャージは請求されないように
キャンセルしましたので、と説明を受けた。8リットルもこぼしてしまったらしい。
今日一日てんやわんやで疲れてるんだな・・・バイト君だいじょうぶか。

さて、前置きが長くなったけど、行き先は定宿?の戸隠の山小屋ふうお宿。
犬と子供を歓迎してくれるのでとてもありがたい。
なんといっても食事がおいしい。ペンションとかの不思議な洋食フルコース
みたいなのではなくて、和食の家庭料理の数々がうれしい。

朝8時頃出発し、関越の高坂で休憩。
高坂にはドッグランがあるので犬を走らせることができる。
朝ご飯を食べて、少しお散歩をした。父ちゃんはOじろをドッグランに連れて行き
私はQたろの手を引いて歩いていると、足下をじーっと見ているから何かと思えば
「てんとうむし!」
赤に黒い点のてんとう虫を見つけた。
しゃがんで、てんとう虫がにじにじと歩いているのをじーっと見ている。
取ろうとするとぱっと飛んで草に止まった。
その場から動く気配なしのQたろ。

「そろそろ行こう」と促しても「もう一回!」となかなか動かない。
こうやって虫が好きになっていくのだよな・・・ドキドキ
田舎育ちのくせに私は虫が苦手なのだ。

「もっと見る~」とせがむQたろーをようやく引きはがして、再びドライブ。
しかし、しばらくするとQたろーはぐずりだしてなかなか泣きやまない。
子供が後ろの座席に一人でいるとこういうときにあやしてやれなくて不便だ。

チャイルドシートに縛り付けられているのは気にくわないながらも普段なら
機嫌良くしているのだけど、どうやらてんとう虫やアリさんを
もっと見せてもらえなかったことが納得行かない。ということなのだろう。
仕方なく次のサービスエリアに入り、少し遊ばせることにした。

何と、久しぶりに寄った上里にはスタバができていた。
これはうれしい。
2月末に法事で帰った時は気がつかなかったなぁと思ったら
そういえばあのときは一人で運転して帰ったので、Qたろが寝てる間に
ノンストップで帰ったんだった。

コーヒー飲んで、犬も子供もしばらく遊び、落ち着いたところで
on the road again~♪

今回も上田に立ち寄った。真田の庄のお屋敷跡などを見学。

真田歴史館。入館料200円。
真田氏に関する古文書や大阪夏の陣の屏風絵、甲冑など、戦国時代に活躍した真田氏に
関する資料が展示されている。
最近ようやく真田太平記を読み終えた私は、いろいろな史実が記憶に新しくおもしろかった。

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東京ではすっかり終わった桜が今は盛りと咲いていてとてもきれいだった。
屋敷跡の広い敷地には建物はほとんど残っていなくて、なだらかな丘陵の公園は
ミニゴルフ場が造ってあったりしてなんだかのどかというか、おおらか。

「さくらの花の~花から花え~」と、得意の「ちょうちょ」を歌を歌いながら
ご機嫌。

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桜と菜の花が満開で、暖かく、うららかな日だった。

ちなみに。前日都内で1リットル138円だったハイオクは、この日の上田のスタンドでは
170円を超えていた。。

つづく

食事会

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4月29日(火)祝日 
お父ちゃんの兄弟家族と一緒に食事をした。
兄家族と弟家族。それぞれ二人子供がいる。
去年義弟家族が転勤で近くに越してきたので、それからなんとなくGWに
みんなで会って食事ということになり二回目。

場所は六本木のうどんのお店。
6時の約束で、みんなは東京ミッドタウンで昼間遊んできたらしい。
うちはQたろの昼寝のタイミングがいつも遅いので、現地で合流にしてもらっていた。

電車に乗るのは久しぶりなのでわくわくなQたろ。
六本木駅までは3つくらいしか止まらないのでもっと乗りたかったらしく
下車して地上に出ると「もう一回!もう一回!~!」とやかましい。
地下鉄は何も見えないし楽しいのか?楽しいんだろうな・・・
なにせこの頃は鉄道少年になりつつあるし。

久しぶりのいとこ達との再会。一番上が中学二年、一番下が小学二年なので
仲間に入って遊ぶことはできないけど、紅一点の女の子がよく面倒をみてくれて
その間に大人達は乾杯&うどんのお鍋。子供達はずーっとDSで遊んでいた。
これが今時のスタイルらしい。

食事はなかなかおいしかった。
うどんのお鍋なのになぜか前菜に釜揚げっぽい細いうどんが出て、それが一番おいしかった。
Qたろも「うどん、うどん」とおかわりして食っていた。

いとこのなおちゃんと。

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帰り道は、電車を乗り換えて一つ先の駅で下車。
たまには電車も乗らないとね。

水族園

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お天気が良くて特に予定のない週末の朝は葛西の公園によく行く我が家。
広々としていてとてものんびりしているのが気に入っているのと
Oじろを心おきなく走らせられるところはポイントが高い。

4月27日(日)曇り
いつもは駐車場に車を止めたらそのまま公園をつっきって干潟に進むのだが
この日は、およそ一年ぶりに水族園に入った。
Oじろは木陰につないでいざ園内へ。

マグロの回遊が目玉のこの水族館、鯉のぼりがなんとマグロのぼりだ!

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迫力ある水槽の魚の数々、Qたろは黙ってじーっと見入っていた。

一番気に入ったらしいのはフンボルトペンギンたちのいる岩場。
柵に張り付いたままなかなか離れない。

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大きなマグロが泳ぐ水槽の前では固まっていたQたろだが、お魚を堪能して
お外へ。Oじろを連れて干潟へ行った。

マミーを飲みながら歩くQたろと、ボールを拾って走ってくるOじろ。

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この頃は犬と一緒になってボールを追いかけるので良い運動になる。

Oじろは走り疲れてくると、もうボールは投げないでくれとばかりに、遠いところで
ポトリと落として伏せてはぁはぁし始める。それでも投げるとつい走ってしまうのが犬。
この「もう走れません」のサインが出たのをシオに帰途につく。

園内の水場でOじろに水を飲ませていると、
Qたろも手を洗いたくて(水で遊びたくてが正しいけど)近づいてきた。
Oじろが水を飲み終わったところで手を洗わせていると、蛇口のバーをぐいっと
回してしまい、ズボンと靴がびしょびしょに濡れてしまった。

気持ち悪いのか号泣・・・・

そこまでかなり長い距離を機嫌良くあるいてきたところだったのに、もう歩くどころでない。

濡れたズボンと靴下と靴を脱がせ、とりあえず抱っこのまま車へ急ぎ
この日は三輪車の試乗をしようとトイザらスを目指すことにしていたので
お台場へ行きGAPへ直行。暖かい日だったので、ジャージの半ズボンと
2歳-4歳用の3足1000円の靴下を購入。

乾いたズボンと靴下を身につけると、とたんに機嫌は直りスタスタと歩き出す。
カジュアルなイタリアンレストランでお昼を食べて、トイザらスに行ってみた。

たくさんの三輪車があるが、もう足がついちゃって少々窮屈な感じがする。
ガードがあるものでないと怖がって乗ってくれないけど、そういうタイプのものは
もう小さすぎる感じだ。もっとたぶん、1歳半ぐらいの時に与えるべきものだったようだ。
残念。まだ自転車は早すぎるし。ということで、三輪車は断念して帰ることにした。
何もおみやげがないのはかわいそうなので、最近はまっている「新幹線」のDVDを購入。
帰途についた。

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