最近の運動不足を思い、今まで一度もランニングはやったことがなかったけど
手軽にできることだし、走ってみてもいいかもな、なんてぼんやり思っていた。
しかしなかなか重い腰(足も)は上がらない。
お父ちゃんは前からよくランニングしていて、通勤も自転車で片道14キロくらい
すいすい行けちゃう健脚な人。走ってみたい?それなら、と村上春樹の
「走ることにについて語るときに僕の語ること」という本を貸してくれた。
むむ。パラパラと読んでみると、なんともマジメなランナーではないか。
彼の作風や筆致からは不健康そうなイメージがあったけどとんでもない。
100キロマラソンやトライアスロンに参加するくらいだからハンパじゃなく
真剣なアスリートだ。や、もう、ぜんぜん参考になりませんが・・・
それでも、彼が走り始めた頃のことや、ほっと力の抜けた走ることへの
思いなど、おもしろかった。
しかし、徒歩10分の駅まで走って行こうと思っても途中で息が上がって走れないぐらい
情けない体力の持ち主の私としては、どうやって走ればいいの?
なかなかきっかけがつかめない。
そんなとき、2月の東京マラソンの抽選には外れたけど仲間が走るからと
久しぶりに東京に出てきた友人と再会。8年ぶりぐらい?
地道に走っていてフルマラソンも経験しているそうな。
すごい。42.195キロなんて想像できない。
食事を終えて、ランニング関係のショップに一緒に行った。
とりあえず、走るならシューズ。でも一足ランニングシューズを持っている。
(数年前に走ろうと思い立って買ったけどほとんど履いてなかった)
なので、靴下と帽子、それとオススメのタイツを購入。
そして東京マラソン当日の2/17。
お天気はうららかで気持ちの良い日だった。
自宅から緑道をとおって公園まで。
公園のジョギングコースは一周1.1キロ。
それを5周、犬を連れてゆっくりと走ってみた。
お父ちゃん曰く、早くなくてもいいから一時間走ってみよう!
一周8分ぐらいかかっていたから、ほとんど止まりそうなぐらいゆっくりのジョグ。
40分ぐらいだったけど、走れば走れるものである。
その間Qたろは鳩を追いかけ回して遊んでいたらしい。父ちゃんはそれを
追いかけ回して大変だったらしい。
Oちゃんは割合すぐにトボトボ走りになり、引っ張って走るぐらいだったから
ジョギングは犬には苦手な運動なのかもしれない。
どっちかというと、フリスビーやボールで短距離をダッシュ!よね。
みんなお疲れさまでした。
次の日、お尻の筋肉が痛かったこと~
それにしても新兵器?のタイツはすごい。ウエットスーツのような薄い素材で
ぴったりと押さえてくれるので走るときに贅肉が揺れずに済み(なさけない)
足が軽いかんじがする。
その後、次の週には父の四十九日の法要があり、次は金沢に行ったりと
走る機会を逃してしまい間が空いてしまったけど、土曜日にまた走ってみた。
家から公園まで1キロちょっと、公園のコースを4週した。
今度はお父ちゃんが時計を見てくれて、1.1キロを7分で走っている。
1キロ6分30秒ぐらいのペースのようだ。でも5キロ以上は今のところ無理なかんじ。
へなちょこランニングではあるが、たまにでもいいから走ってみようと思っている。
走ってるね~。気持ちいいでしょ? キロ6分半って速いよ(一般的には違うかもだけど)。私は7分くらいでノロノロ走ってる。これだと苦しくならないんだよね。ラップが計れる時計があると楽しいよ。
うんうん、気持ちいいね~。背中を押してくれてありがとう。
欲しいものいろいろだけど(笑)まずウエストポーチかなぁ。
犬の散歩袋とケータイ入れるやつ。
ラップ時計はとりあえず父ちゃんのがあるの。
でもまずは時間あまし気にせず1時間走り続けられる体力めざしてみる。