2007年7月アーカイブ
Qたろのテーブルマナーは現在、原始時代から少し進化しつつあるところ。
自分で食べさせる試みを始めた1歳になる頃はすべて手づかみ。
汁物も手づかみ(フィンガーボール状態)
手でつかんで投げたり振り回したり・・遊ぶことと食べることの区別は
あまりついていないらしい。
今も手づかみなのは基本的に変わらないけど、それでも口に入る量は
だいぶ多くなり、スプーンでも少しは食べられるなってきた。
豆腐の味噌汁なら,、豆腐は手づかみで口へ放り込み、
汁はスプーンですくって口に持って行こうとがんばっている。
(たいてい途中でボタボタと落ちる)
汁物はお茶わんを両手でささえて飲めるようになってきたから
こぼす量は減っている。えらいえらい。
急いでいない限り、食事はなるべく自分で好きなように食べさせるように
してる。これが結構根気がいる。まかせてばかりだと半分以上こぼしてしまって
口に入る量がほとんどないなんててことになるので、好きなようにさせつつ、
合間にすかさずすくって食べ物を口に投入しなければならない。
好きなようにさせるので当然テーブルも手も床もべたべただ。
手にくっついてるものは振り回すし、味噌汁のお椀を落として床に食べ物が散乱したり
それはそれは大変なことになることもあるけど、こればっかりは練習しないことには
次の時代には移行できない。(昨日、卵おじやが残ったお椀が床に落ち
壁の天井部分まで卵おじやだらけになったのにはさすがにがっくりしたけど・・)
これは今朝の食事風景。
握りしめているばかりだったスプーンも、ちゃんと口に持って行けるようになってきた。
つまり、持ち方が全然違う。
今までグーで握っていたスプーンを、親指と人差し指の間にはさみ、
中指でぐらつかないように支えて、スプーンがひっくり返らないように
持てるようになってきたということなのだ。
何度も失敗してだんだんわかってきたのか、
お汁がこぼれないように左手を添えてみたりしている。
口へ投入、成功。
最後は食器を全部重ねて、スプーンを置き。
手を合わせてごちそうさまでした!
この、「ごちそうさまでした」で手を合わせるのがとても嬉しいらしい。
いつもこ満面の笑みでおじぎしている。
食器を重ねたり、この後ティッシュでテーブル拭いたり(ふくまねだけど)するのは
いつも大人がやっていることをマネしているのね。
とても優秀なウオッチャーだ。模倣で学んでいく時期だから当然だけど。
無意識にやっていることで悪い癖があったら修正しておかないと。
でも無意識だからわからないんだこれが~
耳もあなどれない。
Qたろがものを落とした時に「あーあ」と言うようになり、これは私の口癖だということがわかった。
以来、「あーあ」は得意の言葉になってしまった。
何万回も言ってる気がする。
言うときの状況がホントにあ~あな時もあれば、関係なくても音が楽しくてあ~あと
言ってることもある。
おもちゃを持ってきて、がしゃんと落とし、「あーあ」を連発しながら
走り去っていくこともある。最近は下火になってきたけど、2ヶ月くらい前は「あーあ」が保育園の同じ月例の子達に感染していたらしい。おそるべし子供同士の感染力。
そのうち、「やれやれ」と言う日も来るのだろうな(父ちゃんの口癖)
今日は保育園で夕涼み会があった。
夏祭り風に、盆踊り(あんぱんまん音頭)とか、よーよーつり、輪投げなど
お楽しみコーナーがいろいろと用意されていた。
全クラス合同の英語もあった。Qたろのクラスはまだ小さい子ばかりで
身体を揺らしたり手をたたいたりするくらいだけど、さすが、大きい子達は
先生のジェスチャーにあわせてちゃんと英語で歌って踊っている。すご~い。
普段行かない上のクラスの階に行ったQたろ。お楽しみコーナーよりも
フロアを見て回るほうが忙しいらしい。そして手洗い場が子供用に低く設置されていて
Qたろのフロアでは封印(ひもで縛って使えないようになっている)されているが
ここにはポンプ式の石けんもあるし、ハンドルをひねれば水も出る。
その楽しさを知ってしまった・・・何度止めても、水を出す。手をみずに浸す。
水盤から引きはがすと泣いて怒る・・・
気をそらそうと、ベランダのよーよーつりに連れて行ったり、焼きそばやジュースを
もらいに行ってみたりしても、やっぱりそこに戻るのだ。
なぜ忘れないのよぉ~
楽しそうなものは他にいっぱいあるじゃないのぉ~
よーよー釣りも、よーよーには興味なくて、釣り針(ゼムクリップをカギ状にしたもの)の方が好き。
よーよーが浮いてるビニールプールの水にはちゃぷちゃぷ手を入れてたけど。
そしてまた水盤に戻る。なぜそんなに水がすきなのかしら。手はちべたくなっている。
唇が紫色になってもプールからあがらないタイプの子になりそうな予感。
よーよーは一つおみやげにもらって帰って来た。
ぱちゃぱちゃと夏祭りらしい音がする。
それでもあまり興味がわかないQたろ。
むしろ水の入った風船の不思議な動きにおじろの方が興味津々。
そして、困ったのは、家でお風呂に入ったときのこと。
お風呂のハンドルを倒す蛇口の形状は昼間保育園で遊んだときとほぼ同じなのだ。
勝手にじゃーじゃーお湯を出している。さらに、シャワーにして
私がシャンプーを洗い流していると止めちゃったりする。
今日から父ちゃんは出張でいないからゆっくり洗えるのは来週の火曜以降だわ。。
はえば立て、立てば歩めの親心。
って言葉は知ってたけど、う~ん実感な日々。
毎日新しいことができるようになっているような気がするが
やはり四つんばいから二足歩行への変化は大きい。
Qたろは、1歳1ヶ月を過ぎた今年の五月の連休明けから一人で立ち上がり、一歩が出た。
それ以来、歩きたくて歩きたくて、活発にあちこち歩き回るようになった。
うちなんて10ヶ月で歩いたわよ~!という友人の話もあったし、一歳過ぎで歩くのは
遅いのかなぁと思ったけど、ハイハイは上半身を鍛えるのにもいいと言うしあまり気にしていなかった。
ハイハイは脳の発達にも良い、という話も聞いたことがある。どういう意味だろうと思っていたら
先日読んでいた本に、大脳生理学者による乳児の脳の発達と身体の成り立ちについての
記述をみつけた。
まず、人間の脳の発達は左巻きに進んでいくらしい。
左巻きといえばどんくさいの代名詞みたいだけどそうではなく、
脳の発達の最初の段階は、まずもっとも下位にある「延髄(えんずい)」から始まって
「脳橋(のうきょう)」→「中脳(ちゅうのう)」→「皮質(ひしつ)」へと進む。
この、皮質の部分は、前方を前頭葉、後方は後頭葉、左右は側頭葉と呼ばれている。
左巻きに進むというのは、まず後部の後頭葉、次に前頭葉に発達していくという意味だそうだ。
乳児が歩行にいたるまでには4つの重要な段階に分かれていて、それらが脳の各部の
発達と密接に関わっているという。
1)手足を動かせるけど移動はできない時期 (延髄)
2)腹ばいで手足を動かすことでちょっとは移動できる時期 (脳橋)
3)重力にさからってからだを起こし、ハイハイする時期 (中脳)
4)自分の足で立ち上がり、歩行する時期 (皮質)
この4つの段階は、単に年齢の問題ではなくて、各段階が次の段階に不可欠なものである
という秩序があるという。
「新しい段階へと順調に入っていけるかどうかは、その前の段階をいかにうまく終了
してきたかに、全面的にかかっている」ということだ。
「ハイハイすると脳にいい」という意味が理解できた。
それぞれの運動機能を十分に使うことと脳の発達が密接に関わっているのね。
それにしても、ハイハイなんて長い人生の中のほんの一瞬しかやらない移動手段だ。
歩き始めるともうハイハイしないのよ~。と聞いていたが、Qたろは今でもときどき
思い出したようにハイハイする。
部屋の途中までハイハイして、そこからスクっと立ってスタスタ歩くから
なんだかペンギンが水中からおなかですーっと氷を滑って陸地にあがって立ち上がって
歩き出すところみたいでおかしい。
それにしても、歩きはじめの頃ならまだしも、歩きが安定してきた
今でもハイハイするのは、なぜだろう?
脳の成長が足りない?ってこともないだろうけど
おじろのマネでもしているんだろうか。
買い物の帰りなどに、車や自転車が少ない裏通りを歩かせる。
ものすごぉーく時間がかかるけどとても楽しそうだ。
幸い道路でハイハイはしないけど、ところ構わず座り込むのはやめてくり。
美容室でQたろのヘアカットをしてもらった次の日、私ものび放題の髪を半年ぶりに
カットしてもらうべく美容院へ行った。
これで親子三人同じ美容師さんに担当してもらうことになる。
カットしてもらっている間自然と子供の話になるが
彼女のお嬢さんはもうすぐ2歳。Qたろより8ヶ月お姉さんだ。
保育園にお迎えに行くと、Qたろも一つ上のクラスの子供達と一緒に遊んでいることが
多く、そんなときは上の子達と顔をあわせる。
私はもうQたろのママとして顔が割れている。
よく話しかけてきて、8ヶ月たつとあんなに人間らしい会話が
はたしてQたろにできるのだろうか?と思うぐらい大人びて見える。
女の子は早いっていうけどそういうことなのだろうか。
それだけに、お話のエピソードがやはりたくさんある。
その子がある夜、窓の方向を見て
「ママ~お兄さん笑ってるね~」と言うのだそうだ。
お母さんにはもちろん何も見えない。え、そーお?とか適当に受け答えしつつ
こわいこと言わないでよと思いながらその場は流し、しばらくするとまた
「ママ~お兄さん、まだ笑ってるね~」
うちマンションの4階なんですよねー・・・
ううう。
本来、育児的にここで注目すべきは、「まだ笑っている」の「まだ」という時間の観念を
すでに理解してお話していることなんだけど・・・
Qたろも時々天井とかあらぬ方に向かって指を差して「おっ」とか「あったんなー」とか
ごにょごにょ言ってることがある。Qたろにも何か見えていて、まだ言葉にできない
だけなのかもしれない。
何もないはずのところをじっと見るのはもっと月例が小さいときからあった。
私はそういうときは守護霊でも見えてるんだろうと思うことにして
「いつもありがとうね」とか「どうもどうもお世話になってます」と言っておこうね~と
Qたろには言って気を紛らわすことにしている。
そういえば、Oじろも幼い頃、暗い部屋に向かって「ううううう~」と唸ったりすることがあった。
最近はないな。外の音に反応してほえたりはするけど、部屋の隅の暗がりに
むかって唸ることはなくなった。犬も大人になるとそういうの見えなくなるのかな。
近所の商店街に沿って線路が走っている。
買い物に行くにも保育園に行くにもでかけるときには通るところなので、
電車見学は頻繁にできる。
電車が通ると「おっ!」と指を差してじーっと見ている。
電車だねーと言うと、見えなくなった後もじーっと見つめて「でんでん」
そしてまた次の電車がくると「おっ!おっ!でんでん!」
帰り道も「でんでん」とつぶやいている。
どうやら電車は「でんでん」らしい。
毎日通る道のどこから電車が一番よく見えるかこれまたよく知っている。
電車の音が聞こえてくると、身体をねじってその方向を見る。
本当は歩きたいのに、ベビーカーに乗せられて泣いているときも
高架の近くで電車がゴーっと音をさせてやってくると、「おっ!」とそっちを見て
泣いてるのを忘れたりしするぐらい好きらしい。
泣く子も黙るでんでん。
電車マニアになるのかしらん。
ちなみにバナナは「なんなん」
四つ足動物は全部「わんわん」
絵本のうさぎも猫も「わんわん」
今日は銀座の水炊きやさんに行った。でもお休みだった。
日曜は定休だったのね・・
すっかり鶏雑炊の口になっていたのでがっくり~
でもQたろが食べられるものを出してくれるお店じゃないと入れない。
すると近くに京都料理の和食のお店を発見。しかも2階のお座敷を使わせてくれた。
ごま豆腐にウニなんてのかったの食べちゃったよQたろー
薄味で炊いたお野菜とじゃこご飯などいただいて、とても満足だった。
これは銀ブラ(古い?)の様子。
そしてお座敷に置いてあった木彫りのクマも「わんわん」
銀座の街を歩いてるときにステーキのお店に描いてあった牛も「わんわん」
これらの区別がつくのはいつのことだろう。
Qたろはよく食べる方ではないかと思う。
特にご飯と味噌汁大好き。最近はベビーフードを食べなくなったので
少ないレパートリーを駆使しながら、食事の用意をしなければならない。
どろどろ期と呼ばれる最初の頃はベビーフードもよく使った。
それが、おかゆから軟飯(やわらかめに炊いたご飯)に変わる1歳頃から
ベビーフードを出しても食べなくなった。
ベビーフードは各社いろいろとバリエーションがあって、1歳頃からと描かれているものを
あげるの、楽しみにしていたのに食べてくれない。
食材がない!なんてときに重宝していたのになぁ。
あと、外出の時に持ち歩いても傷む心配がない。
自分ではなかなか調理しないような食材が使われているのもベビーフードの利点。
レバーやうなぎを上手に赤ちゃん用に調理しようと思ったら結構大変だけど
味も薄味でやわらかく食べやすくなっている。
でも、確かに同じような味だったりするんだよね。
大人だって毎日レトルトが出たらいやになるもんね。
いちおう災害時の備えのためにいくつかそろえてあるけど
使う機会がないことを祈ろう。
ミルクも今月からフォローアップミルクに変えてみた。
特におなかに変わった様子もないし、体調良好。
フルーツも、みかん、バナナ、スイカ、パイナップル、巨峰といろいろ食べる。
これはパイナップルをほおばっているところ。
右手で持ったフォークでパイナップルを刺して、左手でそのパイナップルをつかみ、
口に入れてもぐもぐ。(フォークの意味は半分ぐらいしか生かされていない・・)
この鼻の下が猿っぽくて、我が家では小猿と呼んでいる。
そうだ。このヘアスタイルは、プロカット!
保育園のお友達のお母さんが美容師さんで、父ちゃんの担当さんでもある。
Gニーズ系?にしてあげるといいながら手際よくカットしてくれた。
Qたろは終始号泣していたけど・・
やはりプロ。すっきり男の子らしくなってマコトちゃんカット脱却。