先週末、自宅のサーバーが壊れた。 最初はディスク故障かと思ったが、結局はマザーボードだった。 ThinkCenter A50で5年ぐらい使っているので、まあ寿命だろう。 代替マシンは、秋葉原のPCショップで購入。 dual-core celeron、1GB DDR2メモリ、500GB SATAディスクで31,000円。 本当にPCは安くなった。 FreeBSD 7-stableをインストールしてとりあえず復活。 テストを兼ねて久々に記事を投稿。
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NIIの三浦先生が球面ディスプレイを買ったというので早速見せて頂いた。
magic planetという製品の16インチ(35cm)版だった。仕組みは、土台の部分に1024x768の小型プロジェクタが入っていて、ミラーで上向きに投影角度を変え、球面下にある魚眼レンズだけで内部に特殊コーティングされたアクリルの球面ほぼ全体に投影するという簡単なものだった。より大きいサイズのものだと1400x1050の解像度になるらしい。
同様のシステムにomniglobeというのがあるが、こちらは32インチからで、光学系ももう少し凝った構造になっている。
データ形式は経緯線が等間隔に直交する方眼図法(正距円筒図法)を使っていて、これをPCの第2画面で解像度をあわせてプロジェクタに出すだけである。静止画は付属のソフトウェアで自由に回転できる。
画像は思ったよりも鮮明で、少し照明を落とせばきれいに見える。解像度の限界があるので、あまり細かいものは表示できないし、斜めの線は回転させると少しちらつく。お値段は高級車ぐらいするとのことで簡単に買えるものではない。しかし、地球を回して見られるインパクトは大きく、なにより楽しい。いつの日かこれを使って地球規模のインターネットのトラフィック展示を作ってみたい。